Cointelegraph
DOGE$0.07026 0.20%
TRX$0.3299 0.35%
LINK$8.29 0.37%
ZEC$524.32 5.04%
ADA$0.1966 1.48%
XRP$1.03 0.09%
ETH$1,920.46 0.04%
BTC$64,962.06 0.01%
XMR$380.73 0.94%
BNB$604.15 1.39%
XLM$0.1628 0.43%
SOL$76.50 1.62%
HYPE$54.47 0.18%
Biraajmaan TamulyライターRay Salmond監修編集者

ソラナ、トークン化株式の95%を独占 暴落SOLはついに底打ちか

マーケット公開日2026年6月23日

ソラナがトークン化株式取引高の95%を独占するなか、市場では「SOLの60ドル、約9700円は本当に底だったのか」を巡って、アナリストの見方が割れている。

when-will-altseason-arrive-experts-reveal-what-s-holding-back-altcoins

ソラナ(SOL)が、先週のブロックチェーン上におけるトークン化株式取引の実に95%をかっさらった。取引高は12億9000万ドル、日本円にして約2080億円。過去最高を更新した格好だ。

だが、その足元でSOL価格は、過去最高値である約295ドル、約4万7600円から75%超も沈んだまま。市場ではいま、「SOLはそろそろ底なのか、それともまだ早いのか」という、なんとも悩ましい議論が熱を帯びている。

オンチェーン上のソラナの活動は、複数の指標で拡大を続けている。とはいえ、トレーダーたちの関心の中心はあくまで「SOL価格は反転するのか」という一点に集まっている。

ソラナのトークン化株式、過去最高の活況

データによれば、ソラナは週間アプリ収益で2100万ドル、約34億円を生み出し、イーサリアム、ハイパーリキッド、ベースを上回った。

過去1カ月で見ると、ソラナ上のアプリは8284万ドル、約134億円の収益を記録。これに対し、ハイパーリキッドは6743万ドル、約109億円、イーサリアムは約5100万ドル、約82億円だった

App revenue generated by chains. Source: DefiLlama

ソラナは、自らのチェーン上でのトークン化株式取引でも先頭を走っている。ソラナフロアの独自報道によると、同ネットワークは先週、トークン化株式取引で過去最大の週間記録を打ち立て、取引高は12億9000万ドル、約2080億円に達した。これは全チェーンの取引活動の95%に相当する。

ソラナフロアによれば、先週の取引高は前月1カ月分の合計を上回った。その主因となったのが、スペースXのIPOトークン「SPCX」のリリースだった

一方で、ソラナの預かり資産総額、いわゆるTVLは57億ドル、約9200億円付近にとどまっている。TVLとは、分散型金融、つまりDeFiアプリに預け入れられた資産価値を示す指標であり、オンチェーンにどれだけ資本が参加しているかを測る物差しでもある。

Solana’s TVL chart. Source: DefiLlama

この数字は、2025年9月につけたソラナの過去最高TVL、約130億ドル、約2兆1000億円を大きく下回っている。つまり、取引活動や収益が好調であっても、DeFiアプリに投じられる資本は、まだピーク時の水準には戻っていないということだ。

関連記事: XRPは7月に爆上げくるか「デッドクロス」なのに25%反発、8ドル到達説まで浮上

SOLトレーダー、仕込み時を巡って真っ二つ

市場アナリストやトレーダーの見方は割れている。SOLがすでに本格的な底値形成局面に入ったのかどうか。そこが争点だ。

暗号資産トレーダーのアルディは、ソラナが次の強気相場に向けて注目すべき領域に近づいていると指摘した。アルディによれば、SOLはすでにサイクル高値の約295ドル、約4万7600円から約77%下落し、60ドル、約9700円付近まで沈んでいる。

アルディは、ビットコインやイーサリアムで過去に見られた下落率の圧縮を踏まえ、80〜85%の下落となれば、SOLは45〜60ドル、約7300〜9700円のレンジに入ると説明。この価格帯こそ、最も魅力的な仕込み場になるとの見方を示した。

SOL/USD, one-week analysis by Ardi. Source: X

一方、暗号資産トレーダーのブラントズは、より前向きな見方を取っている。価格が80%下落した後、週足で相対力指数、いわゆるRSIとの強気ダイバージェンスを形成する場面は、相場の安値圏でしばしば見られるというのだ。この形を根拠に、SOLは想定より早く上昇に転じる可能性があると示唆した。

しかし、暗号資産トレーダーのダイムは慎重論を唱える。ソラナは前回の大きな回復局面に入る前、2022年5月から2023年10月まで、およそ500日間にわたって底固めを続けていたと指摘した。今回もまた、持続的な底値を形成するには、より長い横ばい期間が必要になるかもしれない、というわけだ。

SOL/USD, one-week chart analysis by Dyme. Source: X

トレーディング・ステーブル創業者のライアン・クラークも、足元の楽観論に疑問を投げかけている。ホースの名でも知られる同氏は、SOLが依然として週足の50期間単純移動平均線と200期間単純移動平均線を下回って推移している点を指摘。90ドル、約1万4500円の水準を回復すれば、より強いテクニカルシグナルになると述べた。

現時点での焦点は、SOLが45〜60ドル、約7300〜9700円のレンジに到達する前に、需要をどこまで積み上げられるかだ。

トークン化株式では、ソラナがほぼ独走状態に入った。だが、SOL価格そのものはまだ「勝利宣言」にはほど遠い。オンチェーンの熱狂と、チャート上の冷え込み。そのねじれを市場がどう判断するのか。次の相場の主戦場は、まさにそこにある。

関連記事: アルトコインに42兆円超の売り圧力 資金は暗号資産から株・AI・ステーブルコインへ逃げたのか

この記事はCointelegraphの編集方針に従って作成されており、情報提供のみを目的としています。投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴います。読者は独自に調査を行うことを推奨します。

この話題についてもっと