
XRPは7月に爆上げくるか「デッドクロス」なのに25%反発、8ドル到達説まで浮上
XRPに「デッドクロス」が迫っている。通常なら弱気シグナルと受け止められる局面だが、清算データとあわせて見ると、短期的には25%前後の反発ラリーにつながる可能性が浮上している。さらに、あるアナリストは長期的に8ドル、日本円で約1293円方向への回復も視野に入れている。

複数のXRP指標は、今後数週間で25%規模の反発ラリーが起きる可能性を示している。
ポイントは主に2つある。
1つ目は、XRP価格が珍しいデッドクロスを形成しつつある一方で、1.40ドル、日本円で約226円方向への反発余地が見えていること。
2つ目は、XRPがより大きな底打ち局面を形成している可能性があり、今後数カ月で8ドル、日本円で約1293円を目指す大幅上昇のシナリオも残っていることだ。
XRP、平均回帰なら1.40ドルへ
月曜日時点で、XRPの20週指数移動平均線、いわゆる20週EMAは1.40ドル、日本円で約226円付近にあった。一方、200週EMAは1.39ドル、日本円で約225円付近に位置している。
この20週EMAが200週EMAを下回る形で週足を確定すれば、2つの重要なトレンド指標のあいだで、まれなデッドクロスが発生することになる。

XRP/USD weekly chart. Source: TradingView
ただし、過去のXRP相場では、20週EMAと200週EMAのクロス後に、200週EMA付近まで反発する「戻り」が見られた。2019年には約20%の回復、2022年には82.7%の大幅反発が起きている。
今回も同じような平均回帰の動きが出るなら、焦点は1.39〜1.40ドル、日本円で約225〜226円のゾーンになる。現在のXRP価格が1.13ドル、日本円で約183円付近であることを考えると、7月までに23〜25%程度の上昇余地がある計算だ。
XRPの週足RSIも月曜日時点で、売られ過ぎの目安とされる30をわずかに上回る水準で推移していた
RSIは、資産が買われ過ぎか、売られ過ぎかを見るための指標だ。30近辺の数値は、売り手の勢いが尽きつつある可能性を示すことが多い。大きなトレンドがなお弱含みであっても、短期的な反発が起きる余地は出てくる。
XRPのショート勢がつくる「1.40ドルの磁石」
バイナンスのXRP/USDT清算ヒートマップも、この反発シナリオを補強している。
コイングラスのデータによると、現在価格の下側にあるロング清算の流動性よりも、上側にあるショート清算の流動性のほうが厚い。なかでも最大の上方向クラスターは、1.37〜1.40ドル、日本円で約221〜226円のゾーンにあり、その規模は約2億3650万ドル、日本円で約382億円にのぼる。

XRP/USDT one-month liquidation heatmap. Source: CoinGlass
清算ヒートマップは、レバレッジ取引のポジションがどの価格帯に集中しているかを示す。相場はときに、こうした混み合ったポジションを一掃する方向へ動く。
現在の1.13ドル、日本円で約183円付近からXRPが反発し始めれば、スポット価格より上にショートを積んでいる売り方は、損失回避のために買い戻しを迫られる可能性がある。その買い戻しが燃料となり、1.39〜1.40ドル、日本円で約225〜226円方向への上昇を後押しする展開も考えられる。
アナリストは「XRPは8ドルへ反発も」と指摘
一方で、アナリストのクリプトリカが示した長期チャートは、XRPの次の反発が、より大きな底打ち局面の一部である可能性を示している。
同チャートでは、XRPの10日RSIが30台前半で推移している。これは、過去の大きな蓄積局面で見られた水準に近い。

XRP/USD 10-day chart. Source: TradingView
クリプトリカは日曜日の投稿で、次のように述べた。
「13年の歴史で、XRPがここまで洗い流されたのは3回しかない」
さらに同氏はこう続けた。
「最初の2回、市場参加者は笑い、無視し、価格がすでに走り出した後になってようやく、このセットアップの意味を理解した」
クリプトリカのチャートでは、XRPが巨大な上昇チャネルの下限付近で取引されている様子も示されている。この下限ラインは、2017年以降の複数の大底を結んできた長期サポートラインだ。
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現在、このトレンドラインは0.75ドル、日本円で約121円付近にある。つまり、XRPは大きな回復に入る前に、もう一段の下値試しを行う可能性も残っている。過去のサイクルでは、このサポートエリアの試練が、その後の大幅上昇に先立って発生していた。
仮にXRPがまずチャネル下限を再テストし、その後により広い強気相場へ移行するなら、チャネル上限が示す長期目標として8ドル、日本円で約1293円が視野に入る。もちろん、それは同じパターンが再び機能した場合の話である。
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