
ソラナ取引数が過去最高42億件に SOL100ドル突破を支えた「RWA約6兆円市場」の正体
ソラナの7月取引数が過去最高の42億件に達した。現実資産をブロックチェーン上で扱うRWA市場の拡大を追い風に、SOL価格は8日間で約40%上昇し、2月以来初めて100ドル、約1万5900円を突破した。

ソラナのブロックチェーン上で、異変が起きている。
7月の取引件数は、過去最高となる42億件に達した。ザ・コベイシ・レターが示したオンチェーンデータによれば、前月比で13.5%増。昨年12月からはおよそ20億件増え、増加率は91%にのぼる。
この取引増の背後にあるのが、いわゆるRWA、すなわち「トークン化された現実資産」の拡大だ。ザ・コベイシ・レターはRWA.xyzのデータを引用し、追跡対象となるブロックチェーン全体で、分散型RWAの価値が380億ドル、約6兆420億円を超えたと指摘した。
ソラナ単体でも、トークン化された現実資産の価値は40億ドル、約6360億円近くまで膨らんでいる。過去1カ月で約11.8%増えた計算だ。

Source: The Kobeissi Letter
ネットワーク利用の急増と歩調を合わせるように、SOL価格も動いた。コインマーケットキャップのデータによれば、SOLは8日間で約40%上昇。暗号資産市場全体の回復も追い風となり、2月以来初めて100ドル、約1万5900円の大台を突破した。
上昇に拍車をかけたのは、米財務省の動きだった。米財務省が一部の長期債買い戻しを1回あたり少なくとも40億ドル、約6360億円へ倍増させる計画を示したことで、利回りは低下。リスク資産への買い意欲が戻り、暗号資産市場にも資金が流れ込んだ格好だ。
要するに、今回のSOL高は単なる「暗号資産全体の地合い」だけではない。ソラナ上で実際に取引が増え、RWAという新たな需要が数字として積み上がっている。その現実味こそが、市場の視線をソラナへ向けさせている。

