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Nate KostarライターRobert Lakin監修編集者

ロビンフッド、Crypto.comとOG.comに出資 予測市場を一気に拡大へ

最新ニュース公開日2026年9月11日

ロビンフッドは、Crypto.comと新設の予測市場プラットフォームOG.comに出資した。米CFTC規制下のインフラを使い、個人向けイベント契約の提供を広げる狙いだ。

ロビンフッドが、Crypto.comと、同社から新たにスピンオフした予測市場プラットフォームOG.comに出資した。複数年契約の一環として、OG.comの規制対応インフラを使い、イベント契約の取り扱いを拡大する。

今回の合意により、ロビンフッドは個人投資家向けのイベント契約を、米商品先物取引委員会(CFTC)の規制を受けるOG.comのデリバティブ取引所および清算機関を通じて取り次ぐ。対象となる米国顧客向けには、火曜日から提供が始まる。

火曜日の発表によれば、ロビンフッドはCrypto.comとOG.comの双方について、初期の株式持分を取得する。出資時の評価額は、これに先立つシタデル・セキュリティーズによる投資で定められた水準に基づく。ただし、ロビンフッドが取得する持分の規模や金額は明らかにされていない。

今回の提携は、OG.comがCrypto.comから50億ドル(約7980億円)の評価額でスピンオフした流れを受けたものだ。また、ロビンフッドが予測市場事業の拡大に向けてCrypto.comと協議していると報じられてから、2カ月足らずでの動きとなる。

OG.comは暗号資産取引所であるCrypto.comから独立して運営される。Crypto.comのクリス・マーザレクCEOは、同プラットフォームについて、予測市場にとどまらず、先物や永久先物契約にも事業を広げる考えを示している。

ロビンフッド、予測市場の提携網をさらに拡大

ロビンフッドは2025年3月、CFTC規制下の取引所カルシと組み、予測市場ハブを立ち上げた。その後、同社は予測市場向けインフラをさらに拡充してきた。

この事業の伸びは急だ。ロビンフッドの2026年第2四半期において、イベント契約は1億5600万ドル(約249億円)の収益を生み出した。前年同期比で10倍超に拡大し、株式取引収益の1億2900万ドル(約206億円)、暗号資産関連収益の1億ドル(約160億円)を上回った。

バーンスタインのアナリストは7月、予測市場を含むロビンフッドの収益が2028年までに17億ドル(約2714億円)に達する可能性があると試算している。

もっとも、予測市場の運営会社を取り巻く環境は、順風満帆とは言い切れない。スポーツイベント契約をめぐり、米国の複数州が自州の賭博法を適用しようとしており、法的な争いが増えているためだ。

4月には、ネバダ州の判事がカルシに対し、同州でゲーミングライセンスなしにイベント契約を提供することを禁じる措置を延長した。判事は、これらの商品は従来型の賭けと実質的に区別できないと判断した。契約はCFTCの監督下にあるスワップであり、州の規制対象ではないとするカルシ側の主張は退けられた。

法廷闘争は先週、さらに激しさを増した。ニュージャージー州が、CFTC規制下の予測市場で提供されるスポーツ契約について、州が規制できるのかどうか判断するよう、米連邦最高裁に申し立てを行ったのだ。

この動きを発表した投稿で、ニュージャージー州のジェニファー・ダベンポート司法長官は、カルシのような企業が「全米で合法的なスポーツ賭博を提供している」と主張する一方で、州の賭博法には従おうとしていないと批判した。そのうえで、管轄権をめぐる争いに決着をつけるよう、最高裁に求めた。

Source: Jennifer Davenport

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