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Zoltan VardaiライターYohan Yu監修ライター

ビットコイン暴落でもメタプラネットは買う 2823BTC追加で保有量4万3000BTC突破

最新ニュース公開日2026年7月3日

メタプラネットは第2四半期に2823ビットコインを購入し、1BTCあたりの平均取得価格を10万6500ドル(約1715万円)に引き下げた。また、インカム創出戦略による収益は1090万ドル(約17億5500万円)に達した。

日本の投資会社メタプラネットが、第2四半期に2823ビットコイン(BTC)を追加取得した。しかも、その取得価格は同社の平均購入価格を下回る水準だった。これにより、同社のビットコイン保有量は4万3000BTCを突破した。

メタプラネットは木曜日の発表で、今回の取得分について、平均取得価格は約1271万円、現在の為替レートで7万8850ドル(約1269万円)だったと明らかにした。これにより、同社の1BTCあたりの平均取得価格は、9万6258ドル(約1550万円)から9万5117ドル(約1531万円)へと低下した

現在、メタプラネットは4万3000BTCを保有している。取得総額は約41億ドル(約6601億円)にのぼる。同社はまた、ビットコインを活用したインカム創出戦略により、第2四半期に約1095万ドル(約17億6000万円)の収益を計上した。この戦略では、現金担保付きオプションの売却や、その他のビットコイン関連の利回り戦略によってプレミアム収入を得ている。

今回の購入は、メタプラネットの攻めの積み増し戦略をさらに押し進めるものだ。同社はこれにより、世界有数の上場企業ビットコイン保有会社の一角となっている。

一方で、世界最大の企業ビットコイン保有者であるマイケル・セイラー氏率いるストラテジーは、通常行っている週次のビットコイン購入を見送ったばかりだった。同社はその代わりに、配当支払いを支え、現金準備を拡大するための新たな資本枠組みを公表している。

Metaplanet Notice of Additional Bitcoin Purchase. Source: Metaplanet

メタプラネット株は木曜日に3.5%高で取引を終えた。ただし、年初来ではなお48%下落している。同じ期間に31%下落したビットコインをも下回るパフォーマンスであり、市場の視線は決して手放しの称賛ばかりではない。

Kウェーブ、ビットコイン財務戦略から撤退

メタプラネットのようにビットコインを買い増す企業がある一方で、ビットコイン財務戦略から距離を取り始める企業も出ている。

ナスダック上場の韓国企業Kウェーブ・メディアは、保有していた残りの88BTCを売却し、600万ドル(約9億6600万円)の債務返済に充てた。火曜日に米証券取引委員会(SEC)へ提出された書類によれば、これにより同社はビットコイン財務戦略から撤退したことになる。

K Wave Media, FORM F-3 filing. Source: SEC.gov

この動きは、同社にとって大きな方針転換である。Kウェーブは以前、2025年7月にビットコイン財務戦略を推進するため、10億ドル(約1610億円)の資金枠を確保したうえで、保有量を1万BTCまで拡大する計画を発表していた

関連記事: ビットコインはもう底打ち間近か 長期保有者のBTC保有量が過去最高に

5月28日には、フランスの半導体企業セクアンス・コミュニケーションズも、残るビットコイン保有分を時間をかけて現金化していく方針を明らかにした。当時、同社は658BTCを保有しており、発表後に株価は約14.5%上昇した。

メタプラネットは買い、Kウェーブは撤退する。企業のビットコイン財務戦略は、もはや一枚岩ではない。相場が冷え込むなかで、攻め切る企業と、現金化を急ぐ企業。その明暗は、これからさらに鮮明になりそうだ。

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