
Helen Partz著ライターYohan Yu監修編集者
Helen Partz著ライター
Yohan Yu監修編集者
カルシ、約1784億円を調達済み 予測市場ブームの裏で州当局との火種も
最新ニュース公開日2026年8月27日
米予測市場大手カルシは、総額15億ドル規模の株式募集のうち11.2億ドルをすでに売却したとSEC提出書類で明らかにした。一方で、同社のイベント契約をめぐっては米州当局との法廷闘争も続いている。

予測市場を運営するカルシが、15億ドル(約2390億円)規模の株式募集について、すでに11億2000万ドル(約1784億円)分を売却したことがわかった。米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかになった。
火曜日に提出されたフォームDによれば、投資家は71人。最初の売却日は4月3日と記載されている。募集枠のうち、なお約3億8000万ドル(約605億円)が未売却として残っている。
提出書類では、今回の証券は株式とされている。またカルシは、SECへの登録なしに一定の条件下で証券販売を認めるレギュレーションDのルール506(b)に基づく免除規定を利用している。

Source: SEC
カルシは5月初旬、評価額220億ドル(約3兆5000億円)で、10億ドル(約1593億円)のシリーズF資金調達を発表していた。
カルシの広報担当者はコインテレグラフに対し、今回の最新提出書類は同社のシリーズF資金調達に関するもので、評価額は220億ドルだと認めた。ただし、それ以上の詳細は明らかにしていない。
もっとも、景気のいい資金調達の陰で、カルシは米各州との法的な火種を抱えている。8月中旬は、ワシントン州の判事が同社に対し、州内で幅広いイベント契約の提供を停止するよう命じた。カルシ側は「連邦法が州のギャンブル法に優先する」と主張していたが、裁判所はこれを退けた格好だ。
Cointelegraphは、独立性と透明性のあるジャーナリズムに取り組んでいます。本ニュース記事はCointelegraphの編集方針に従って制作されており、正確かつ迅速な情報提供を目的としています。読者は情報を独自に確認することが推奨されます。編集方針はこちらをご覧ください https://cointelegraph.jp/editorial-policy

