機関投資家向け仮想通貨取引プラットフォームのGSRは水曜日、同社初となる仮想通貨上場投資信託(ETF)をローンチし、初日の取引高は約500万ドルに達した。
「GSRクリプト・コア3 ETF(BESO)」は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)の現物価格に連動し、ステーキング報酬も提供する仕組みだと同社は発表した。
同社はXへの投稿で、リターン最大化を目的とした「ダイナミック配分戦略」を採用すると説明している。運用手数料は1%だ。

ナスダックのデータによると、BESOは初日に18万5574株が取引され、取引額は約480万ドルに達した。終値は26.04ドルだったが、時間外取引では33ドルまで上昇した。
GSRの参入は、ウォール街の金融機関が相次いで仮想通貨ETFを立ち上げ、あるいは計画を示している流れと重なる。
最近では、大手投資銀行モルガン・スタンレーが4月8日にビットコインETFを立ち上げ、すでに1億6380万ドルの純流入を集めている。
また4月14日には、ゴールドマン・サックスがビットコイン・プレミアム・インカムETFを申請した。このETFでは、投資家は価格上昇の恩恵を受けつつ、受動的な収益を得ることが可能となる。
GSRは2013年、元ゴールドマン・サックスのトレーダーであるクリスチャン・ギル氏とリチャード・ローゼンブルム氏によって設立され、業界でも歴史の長いマーケットメイク企業の一つだ。
同社のシン・ソンCEOは、より幅広い投資家にサービスを提供するため、仮想通貨ETF市場へ進出したと述べ、「今回のETF戦略は、この資産クラスの進化に対する深い理解を反映したものだ」と語っている。
ビットコイン比率は低めのポートフォリオ
GSRは、BESOにおけるビットコイン、イーサリアム、ソラナの配分を、追加リターンの獲得を狙った「調査ベースのシグナル」に基づき、毎週リバランスするとしている。
同社が水曜日に公表したモデルポートフォリオ分析では、イーサリアムとソラナの比率がそれぞれ51.4%、41.67%と大半を占め、ビットコインは6.93%にとどまった。

