
クラーケンが2026年FIFAワールドカップ公式スポンサーに 暗号資産取引所のスポーツ進出が加速
暗号資産取引所クラーケンが、2026年FIFAワールドカップの「公式暗号資産取引所サポーター」に指名された。世界最大級のスポーツイベントで、同社は大きな存在感を放つことになる。

暗号資産取引所クラーケンが、2026年FIFAワールドカップの「公式暗号資産取引所サポーター」に指名された。世界最大級のスポーツイベントで、同社は大きな存在感を放つことになる。
クラーケンは火曜日、今回の提携について、大会期間中にファン向けのアクティベーションやプロダクト体験を展開すると明らかにした。
2026年のワールドカップは、FIFA史上最大規模の大会になる見通しだ。出場国は48チームに拡大され、試合数は104試合。開催地はアメリカ、メキシコ、カナダの3カ国、計16都市にまたがる。FIFAは、7週間にわたる大会期間中の累計視聴者数が世界で60億人を超えると見込んでいる。
今回の提携により、クラーケンはアディダス、コカ・コーラ、ビザ、ヒュンダイ・キアといったFIFAの長年の企業スポンサーと肩を並べることになる。
クラーケンにとっても、スポーツスポンサー戦略の拡大を意味する。同社はすでにトッテナム・ホットスパー、アトレティコ・マドリード、RBライプツィヒ、アトラシアン・ウィリアムズ・レーシングと提携している。
大会は6月11日、メキシコシティで開幕する。開幕戦では、メキシコ代表がエスタディオ・アステカで南アフリカ代表と対戦する予定だ。

Source: Kraken
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予測市場もスポーツ界へ浸透
今回の提携は、2022年のいわゆる「クリプトボウル」から4年後に実現した。当時、コインベース、FTX、クリプト・ドットコム、イートロは、第56回スーパーボウルで広告を打ち出していた。
だが、その年の後半にFTXが崩壊。さらに暗号資産市場全体も低迷し、業界によるスポーツマーケティングは一気に冷え込んだ。
もっとも、いくつかのデジタル資産企業は、再び大型スポーツイベントに戻りつつある。ただし、その足取りは以前より慎重だ。
コインベースは今年のスーパーボウルで、2022年以来となる広告を放映した。一方、クリプト・ドットコムは同イベントを利用し、AIに焦点を当てたプラットフォーム「ai.com」を発表した。
同時に、予測市場の存在感もプロスポーツ界で拡大している。予測市場とは、特定の出来事が起きる可能性に連動した契約を、ユーザーが売買する仕組みだ。
2025年11月、ポリマーケットはUFCおよびズッファ・ボクシングの公式予測市場パートナーとなった。複数年契約により、予測市場データがライブイベントや中継に組み込まれることになった。

Source: UFC
さらに今年1月、ポリマーケットはメジャーリーグサッカーと複数年契約を締結。MLSおよびリーグスカップにおける独占的な予測市場パートナーとなった。
3月にはメジャーリーグベースボールもこれに続き、ポリマーケットを公式予測市場取引所に指名した。あわせて、米商品先物取引委員会(CFTC)との間で、別途インテグリティ契約も結んでいる。
FIFAの商業パートナー一覧には、アブダビ系機関が支援するブロックチェーン基盤の予測市場プラットフォーム「ADIプレディクト」も名を連ねている。

