
ビットコイン急落でも「今が買い場」か アーク、暗号資産関連株70億円分を逆張り購入
アーク・インベストが過去3営業日で最も大きく買い増した暗号資産関連株は、コインベースとサークルだった。もっとも、両社の株価はこの1カ月でそれぞれ17%、27.6%下落しており、キャシー・ウッド氏は相場の冷え込みをあえて拾いにいった格好だ。

ハイテク株に強い資産運用会社アーク・インベストが、暗号資産市場の下落局面を逃さなかった。過去3営業日で、コインベースやサークルなど暗号資産関連企業の株式を合計4350万ドル、約70億8000万円分買い集めた。
アーク・インベストのデータによれば、同社は木曜日以降、コインベース(COIN)株をさらに12万2544株購入した。取得額は約1860万ドル、約30億3000万円にのぼる。同じ期間に、サークル(CRCL)株も16万9777株買い増しし、こちらは約1290万ドル、約21億円相当となった。
買いはそれだけではない。暗号資産取引所ブリッシュ(BLSH)の株式を約520万ドル、約8億5000万円分購入。さらに、ここ数カ月で暗号資産のトークン化分野に強く踏み込んでいる証券会社ロビンフッド(HOOD)にも、約512万ドル、約8億3000万円を投じた。月曜日には、暗号資産に友好的な銀行として知られるソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)の株式も169万ドル、約2億7000万円分買い入れている。
このアークの動きは、投資家が暗号資産関連株に弱気姿勢を強めるなかで行われたものだ。過去1カ月で、サークル、コインベース、ブリッシュの株価はそれぞれ27.6%、16.9%、26.3%下落している。同じ期間に、ビットコイン(BTC)は一時5万8190ドル、約947万円と、約2年ぶりの安値圏まで沈んだ。さらに、米国の中間選挙が行われる11月までに「クラリティ法」が成立するとの期待も後退している。

今回新たに購入された株式の多くは、同社の旗艦ファンドであるアーク・イノベーションETF(ARKK)に組み入れられた。次いで、アーク・ネクスト・ジェネレーション・インターネットETF(ARKW)にも振り分けられている。
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アーク・ブロックチェーン&フィンテック・イノベーションETF(ARKF)にも、暗号資産関連株が追加された。
またアークは、過去3営業日のあいだに、イーロン・マスク氏率いるスペースX(SPCX)や、ソフトウェア・インテリジェンス企業パランティア(PLTR)の保有株も積み増している。
一方で、同じ期間にアークは、アリババ(BABA)、ロク(ROKU)、ストラタ・クリティカル・メディカル(SRTA)など複数企業の保有比率を引き下げた。
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