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Nate KostarライターRobert Lakin監修編集者

ウィズダムツリーとムーンペイ、トークン化MMFへの米国投資家アクセス拡大で提携

最新ニュース公開日2026年9月18日

資産運用会社ウィズダムツリーと暗号資産決済インフラ企業ムーンペイが提携。トークン化された米国債MMFへの米国投資家のアクセス拡大を目指す。ムーンペイは同ファンドをステーブルコインの準備資産管理にも活用する計画だ。

資産運用会社ウィズダムツリーとフィンテック企業ムーンペイは、トークン化された米国債マネー・マーケット・ファンド(MMF)への米国投資家のアクセス拡大に向けて提携した。ムーンペイは同ファンドをステーブルコインの準備資産の一部としても活用する計画だ。

両社が17日に発表したところによると、ファンド発行元のウィズダムツリーは、同社の「WisdomTree Treasury Money Market Digital Fund(WTGXX)」へのアクセス手段を構築するため、ムーンペイの技術を利用する。

WTGXXはトークン化されたMMFで、1口当たり1ドル(約147円)の価格維持を目指す。今回の提携により、ウィズダムツリーは3500万以上のアカウントを抱えるムーンペイのネットワークにアクセスできるようになるという。

法定通貨とデジタル資産の交換を支援するインフラを提供するムーンペイは、WTGXXをステーブルコインの準備資産管理の仕組みの一部として利用する計画だ。

ムーンペイは2025年11月に企業向けステーブルコイン事業を開始。複数のブロックチェーン上でドル連動型ステーブルコインを発行しており、米ドルやその他の高流動性資産を分別管理された口座で保有し、裏付けとしている。

ウィズダムツリーによると、今回の協業は今後、米国以外の市場を含む追加のトークン化ファンドにも拡大する可能性がある。同社の運用資産は約1767億ドル(約26兆円)に上る。

17日時点で、トークン化された米国債市場の規模は約154億ドル(約2兆2600億円)だった。RWA.xyzのデータによると、このうちWTGXXは約12億3000万ドル(約1810億円)を占めている。

Tokenized US Treasury Funds. Source: RWA.xyz

WTGXXには過去30日間で4億6600万ドル(約684億円)の純資金流入があった。

純資金流入は、新たに発行されたトークンと償却されたトークンの差額として算出される。同期間に純資金流入がプラスとなったトークン化米国債ファンドは、Ondo U.S. Dollar Yield Fund(USDY)のみで、6600万ドル(約97億円)の流入を記録した。

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