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Christina CombenライターYohan Yu監修編集者

ストラテジーがビットコイン買い増し再開 1550BTCを約162億円で購入、売却不安を払拭か

最新ニュース公開日2026年6月9日

マイケル・セイラー氏率いるストラテジーが、再びビットコイン買いに動いた。同社は先週、1550BTCを約1億130万ドル(約162億円)で購入した。これにより、同社のビットコイン保有量は84万5256BTCに膨らんだ。

マイケル・セイラー氏率いるストラテジーが、再びビットコイン買いに動いた。

同社は先週、1550BTCを約1億130万ドル(約162億円)で購入した。これにより、同社のビットコイン保有量は84万5256BTCに膨らんだ。

米証券取引委員会(SEC)に提出された月曜日の8-K報告書によれば、今回の購入価格は1BTCあたり平均6万5332ドル(約1046万円)。ストラテジーがこれまで取得してきたビットコイン全体の平均取得価格は1BTCあたり7万5680ドル(約1212万円)で、総取得額は約639億7000万ドル(約10兆2454億円)に達している。

今回の買い増し原資となったのは、同社の「アット・ザ・マーケット」公募プログラムを通じたクラスA普通株の売却代金だ。提出書類によれば、ストラテジーは6月第1週に株式売却で1億8100万ドル(約290億円)の純収入を得ていた。

ストラテジーの保有ビットコインは現在84万5256BTC。ビットコイン価格を足元の約6万3600ドル(約1019万円)で計算すると、その保有額は約538億ドル(約8兆6166億円)に相当する。

開示を受け、同社株はプレマーケット取引で6.55%上昇し、126.90ドル(約2万324円)をつけた。ヤフー・ファイナンスのデータに基づく、執筆時点の数字である。

一方、ストラテジーは同日、STRC優先株の配当支払い頻度を月2回に変更する案が株主に承認されたとも発表した。支払い日は毎月15日と月末となる。新たなスケジュールは、6月30日時点の株主を対象に、7月15日から始まる。

物議を醸した売却のあと、買い増しへ

今回の購入に先立ち、ストラテジーの執行会長であるマイケル・セイラー氏は日曜日、Xに「ドットを増やすにはいいタイミングだ」と投稿していた。セイラー氏がよく用いる、同社のビットコイン購入を示唆する表現である。

Strategy purchased another 1,550 Bitcoin. Source: Strategy

今回の1550BTC購入は、同社がビットコイン積み増し戦略を再開したことを意味する。ストラテジーは前週月曜日、32BTCを売却していた。これは2022年以来、同社にとって初のビットコイン売却であり、市場では波紋が広がった。

売却後、ビットコイン価格は21%下落。一時は4カ月ぶりに6万1000ドル(約977万円)を試す展開となった。トレーダーの間では、同社が保有ビットコインの売却を迫られれば、さらなる売りが売りを呼ぶ「ドゥーム・ループ」に陥るのではないか、との批判も噴き出した。

こうした批判に対し、クリプトクアントのキ・ヨンジュCEOは金曜日、セイラー氏を擁護した。CNBC司会者のジム・クレイマー氏がセイラー氏について「ビットコインを殺している」と批判したことに反論し、キ氏は「ストラテジーの購入がなければ、ビットコインは2万2000ドル(約352万円)まで下落していただろう」と主張した

月曜日のリポートでは、バーンスタインのアナリストらも、ストラテジーがビットコイン価格の約50%下落局面を経てもなお保有量を増やし続けてきた点を指摘した。同社のバランスシートについても、担保余力があり、流動性もあると評価。株式投資判断は「アウトパフォーム」を据え置き、目標株価を450ドル(約7万2072円)とした。

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