
ステーブルコインUSDG、Mantleでローンチ パクソス発行銘柄がGDN経由でエコシステム拡大
パクソス発行のステーブルコインUSDGが、イーサリアムL2のMantle上でネイティブローンチした。Mantleはグローバル・ドル・ネットワークにも参加し、USDGの報酬分配モデルやDeFi・RWA領域での活用拡大を狙う。

パクソスが発行するステーブルコイン「USDG」が、イーサリアムのレイヤー2ネットワークであるマントル上でネイティブにローンチした。9月3日の発表で明らかになった。これにより、マントルはグローバル・ドル・ネットワークのパートナーにも加わることになる。
今回の統合により、USDGはマントル上でネイティブ発行される最初期のステーブルコインの1つとなる。さらに重要なのは、マントルがUSDGの報酬分配構造に組み込まれる点だ。パートナーとなったマントルは、USDGの利用によって生じる報酬の一部を受け取れるようになる。すでに同ネットワークには、クラーケンやロビンフッドを含む150社超が参加している。
USDGの時価総額は約31億8000万ドル、日本円で約4970億円に達している。デファイラマが追跡するステーブルコインの中では、7番目の規模だ。USDGはパクソスによって発行されており、シンガポールと欧州連合(EU)の規制枠組みに基づいて運営されている。パクソスは準備資産に関する月次レポートも公表している。

Top 10 stablecoins by market cap. Source: DefiLlama
USDGは、すでにマントル上で利用可能な複数のステーブルコインに加わる形となる。マントル上では、アゴラのAUSD、エセナのUSDe、テザーのUSDT0などが利用されている。
マントルによれば、USDGは同エコシステム全体で活用される見通しだ。用途としては、DeFiアプリケーションに加え、機関投資家による資本配分も想定されている。
マントルでは最近、トークン化された現実資産(RWA)分野でも成長が見られる。RWA.xyzのデータによれば、9月2日時点で、同ネットワーク上の分散型RWA価値は2億3420万ドル、約366億円に達した。過去30日間では19%増加している。

