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Jesse Coghlan
執筆者:Jesse Coghlanスタッフ編集者
Felix Ng
校閲:Felix Ngスタッフ編集者

暗号資産富豪がファラージ新党に15億円献金 英国政治を動かす「ビットコインマネー」の正体

暗号資産富豪がファラージ新党に15億円献金 英国政治を動かす「ビットコインマネー」の正体
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ナイジェル・ファラージ率いる英右派ポピュリスト政党「リフォームUK」が今年、2人の暗号資産長者から計700万ポンド、約15億円の献金を受けていたことがわかった。党全体の資金調達額は、他の主要政党を軒並み上回った。

英選挙管理委員会が木曜日に公表したデータによれば、リフォームUKは、ステーブルコイン発行会社テザーに出資するクリストファー・ハーボーンから400万ドル、約6億4000万円の献金を受けた。さらに、暗号資産取引所ビットメックスの共同創業者ベン・デロからも540万ドル、約8億6000万円が流れ込んだ

一方、労働党と保守党が今年第1四半期にそれぞれ集めた献金は、いずれも約540万ドル、約8億6000万円規模にとどまった。

リフォームUKは、自らを「暗号資産に前向きな政党」として売り込んできた。英国の政党として初めてビットコインでの献金を受け付けたほか、ファラージは暗号資産にかかるキャピタルゲイン税を24%から10%に引き下げる案を提唱。さらに、イングランド銀行にビットコイン準備金の創設を求めてもいる。

暗号資産業界は、いまや政治への資金投下を惜しまない。政策に影響を及ぼすためだ。米国では、暗号資産業界が支援する政治活動委員会、いわゆるPACが、11月の中間選挙を前にした予備選で、業界寄りの候補を勝たせるために数百万ドルを投じている。

Nigel Farage speaking at the Bitcoin 2025 conference in Las Vegas. Source: Gage Skidmore

デロにとって、リフォームUKへの献金は今回が初めてだ。一方、ハーボーンによる献金はこれで過去1年間の累計が2000万ドル、約32億円に達した。

ハーボーンはこれとは別に、ファラージ個人にも670万ドル、約10億7000万円相当の資金を贈っていた。この資金については、議会基準監視当局が「登録すべき利益供与にあたるのではないか」として調査を進めている。

ファラージは、この資金について「国会議員になる前に受け取ったものであり、申告の必要はなかった」と説明してきた。使途は個人警護費だったという。その後、ファラージは「英国のEU離脱運動を成功させたことへの贈与だった」とも主張している。

リフォームUKの第1四半期の資金調達額は、前年同期から6倍に膨らんだ。前年同期の受取額は200万ドル、約3億2000万円だった

同じ四半期に全政党が集めた資金総額も、前年から2倍以上に増えている。

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