Cointelegraph
DOGE$0.08520 4.09%
TRX$0.3424 1.28%
LINK$12.12 3.07%
ZEC$1,457.74 4.76%
ADA$0.2223 2.20%
XRP$1.38 4.10%
ETH$2,585.73 2.01%
BTC$80,618.78 0.81%
XMR$532.01 8.48%
BNB$753.58 2.24%
XLM$0.1908 4.70%
SOL$108.53 2.77%
HYPE$91.28 1.13%
Yohan Yu編集者Robert Lakin監修編集者

Circle、国際送金のTazapayを約614億円で買収へ USDC決済網をアジア・新興国に拡大

最新ニュース公開日2026年9月11日

USDC発行企業のサークルが、シンガポール拠点のクロスボーダー決済企業Tazapayを株式交換で買収する。Tazapayの年間決済額は約3.8兆円規模に達しており、サークルはUSDCを国際商取引の標準的な決済レールに押し上げたい考えだ。

USDCを発行するサークルが、シンガポールを拠点とするクロスボーダー決済プラットフォームのTazapayを買収することで合意した。買収額は4億ドル、約614億円。全額を株式で支払う取引で、2027年中の完了を見込んでいる。

米証券取引委員会(SEC)への提出書類によれば、サークルはクラスA普通株で対価を支払う。最終的な買収価格は、Tazapayの債務、取引費用、保有現金などを踏まえて調整される。

サークルは火曜日の発表で、取引の完了には通常のクロージング条件に加え、シンガポール金融管理局(MAS)の承認が必要になると説明した。

Tazapayの年間決済取扱高は250億ドル、約3兆8400億円を超える。60社以上の銀行・フィンテック企業と提携し、100を超える市場で現地の支払いレールを提供している。同社は2025年8月時点で、年間決済取扱高が100億ドル、約1兆5400億円を超えたと発表していた。

サークルはこれまでにも、投資部門のサークル・ベンチャーズを通じてTazapayに出資してきた。2025年8月のシリーズBラウンドにも参加している。Tracxnのデータによれば、Tazapayはこれまで5回の資金調達ラウンドで計5790万ドル、約89億円を調達している。

サークルによると、Tazapayの取引量の約60%はステーブルコインが占める。今回の買収によって、サークルはアジア太平洋地域や新興国市場との間で、資金をより柔軟に送受金できる体制を広げる狙いだ。

サークルの決済部門シニア・バイスプレジデントであるイルファン・ガンチ氏は、今回の買収について次のように述べた。

「この買収により、サークルは世界中でほぼ即時かつ24時間365日、決済を開始・完了する能力を高めることになる。これは、USDCをクロスボーダー商取引における標準的な決済レールにするうえで、重要な一歩だ」

Tazapayは2025年以降、サークル・ペイメンツ・ネットワークの設計パートナーを務めてきた。サークルは、Tazapayの顧客について、サービス、API、価格、サポートに影響は出ないとしている。

一方、市場の反応はやや冷ややかだった。Yahoo Financeによれば、ニューヨーク証券取引所に上場するサークル(CRCL)の株価は、火曜日のプレマーケット取引で一時2%超下落していた。

Cointelegraphは、独立性と透明性のあるジャーナリズムに取り組んでいます。本ニュース記事はCointelegraphの編集方針に従って制作されており、正確かつ迅速な情報提供を目的としています。読者は情報を独自に確認することが推奨されます。編集方針はこちらをご覧ください https://cointelegraph.jp/editorial-policy

この話題についてもっと