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Yohan Yu編集者Robert Lakin監修編集者

ビットパンダに約1300万円の罰金 EUのMiCA違反、白書提出に不備

最新ニュース公開日2026年8月18日

オーストリア金融市場庁は、暗号資産プラットフォームのビットパンダに7万ユーロの制裁金を科した。暗号資産の白書を期限までに提出せず、広告表示にも不備があったという。同庁が公表したMiCA違反の確定処分としては初めてとなる。

暗号資産大手ビットパンダが、EUの新たな規制の“洗礼”を受けた。

オーストリア金融市場庁(FMA)は、暗号資産プラットフォームのビットパンダに対し、7万ユーロ(8万2000ドル、約1310万円)の制裁金を科した。FMAが公表した、欧州連合(EU)の暗号資産市場規制「MiCA」に基づく初の確定処分となる。

締め切りは「公開の20営業日前」

FMAが金曜日に発表した内容によると、ビットパンダは暗号資産の白書を公開する少なくとも20営業日前までに、当局へ提出しなければならなかった。

しかし、同社はこの期限を守らなかった。

それだけではない。必要な白書を公開する前に、関連するマーケティング資料を配布していたという。

別のマーケティング資料にも不備が見つかった。MiCAでは、こうした資料に「管轄当局による審査や承認を受けていないこと」と「内容については暗号資産の提供者が単独で責任を負うこと」を明記しなければならない。

ところが、ビットパンダの資料には、これらの必須表示が抜け落ちていた。問い合わせ先として必要な電話番号とメールアドレスも記載されていなかった。

処分手続きは迅速手続きで終了し、制裁金を科す決定はすでに確定している。

ビットパンダ「顧客資産への影響はない」

ビットパンダはコインテレグラフに対し、今回の問題は白書と付随する情報文書の公開時期、および形式上の要件だけに関係するものだと説明した。

顧客資産やプラットフォームの安全性に影響はなく、顧客に金銭的な損害も生じていないとしている。

同社によると、FMAから通知を受けた後、問題となった箇所を修正した。そのうえで、手続きを早期に終わらせるため、当局との合意による決着を選んだという。

MiCAは、EU全域における暗号資産規制の共通ルールを定めたものだ。暗号資産企業に対し、情報開示や広告、事業認可などの要件を課している。

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