
コインベース陣営の逆襲──ベース、"1対1裏付け"の株式トークンまもなく投入 生みの親が認めた「ソーシャルは間違った賭けだった」
コインベースが手がけるイーサリアムL2「ベース」が、株式を1対1で裏付けたトークンの投入間近であることが判明した。生みの親ジェシー・ポラック氏はかつての"ソーシャル路線"を「間違った賭け」と認め、金融サービスへの大転換に社運を賭ける——。

暗号資産業界に、またしても大きな地殻変動が起きようとしている。
米大手取引所コインベースが手がけるイーサリアムのレイヤー2ネットワーク「ベース」が、株式を1対1で裏付けた"トークン化株式"の投入に踏み切る——。同ネットワークの生みの親であるジェシー・ポラック氏が、その内幕を自ら明かしたのだ。
ポラック氏は火曜日、自身のXにこう書き込んだ。先ごろ立ち上がったばかりのイーサリアムL2「ロビンフッド・チェーン」が、EVM環境でのトークン化株式を"見事にやってのけた"というのである。そのうえで同氏は、ベースがこの分野で「後れを取っている」と、ライバルの後塵を拝している現状を珍しく認めてみせた。
すると、ここぞとばかりに斬り込んだのが、レイザー・テクノロジーズでフィンテック部門を率いるギャレット・スクロヴィナ氏だ。「ベースで1対1裏付けの株式トークンが出るのはいつなのか」——。核心を突く問いに、ポラック氏はこう応じた。
「目前だ。最後の詰めをやっているところだが、ごく近いうちに出せるはずだ」
期待と緊張が走った瞬間だった。
この動きの背景には、ベースの"路線大転換"がある。かつてクリエイター向けサービスやコンテンツ、メッセージングアプリに力を注いできた同ネットワークだが、いまや軸足を完全に金融サービスへと移しつつあるのだ。
さらに衝撃的なのは、ポラック氏自身の"反省の弁"である。同氏は先ごろ、ソーシャル路線を優先したことを「間違った賭けだった」と告白。現在ベースは、取引、決済、AIエージェント、そしてトークン化資産という四本柱に、まさに社運を賭けているのだった——。

