HSBCホールディングスとスタンダードチャータード主導の合弁会社が、香港で初めて認可を受けたステーブルコイン発行体になる見通しと報じられている。
サウスチャイナ・モーニング・ポストは木曜日、事情に詳しい関係者の話として、香港金融管理局(HKMA)がHSBCとスタンダードチャータードにステーブルコインのライセンスを付与する見込みだと伝えた。当局は、すでに香港で紙幣発行の認可を受けている金融機関を優先する方針とされており、HSBCとスタンダードチャータードは最初の認可グループに含まれる見通しとなっている。
香港政府はHKMAを通じて、HSBC、スタンダードチャータード、中国銀行の香港支店を含む3つの商業銀行に紙幣発行の権限を与えている。
HKMAは現時点で、認可を受けた申請者の名称を公表していない。スタンダードチャータードはコメントを控え、HSBCはコメント要請にすぐには応じなかった。
今回の認可が実現すれば、香港がグローバルなデジタル資産ハブを目指す戦略において大きな前進となる。
HKMA、3月に初のステーブルコイン認可を付与か
SCMPによると、ライセンスの数や具体的なスケジュールはまだ確定しておらず、変更の可能性がある。ただし関係者は、3月24日が有力な日程になる可能性を示唆している。
公式確認はされていないものの、HSBCとスタンダードチャータードへの発行ライセンス付与は、HKMAが2026年3月に最初の認可を出す計画だとする過去の報道とも一致する。
HKMAのエディ・ユー長官は2月、最初のステーブルコイン発行ライセンスは「非常に少数」の発行体に付与される見通しだと述べていた。
香港政府は2025年8月、ステーブルコインを規制する法的枠組みとなる「ステーブルコイン条例」を施行した。これにより、無認可の法定通貨連動型ステーブルコインを個人投資家に提供または宣伝する行為は違法となった。
2025年9月、HKMAはステーブルコイン発行ライセンスに関する申請を36の機関から受け取ったと発表した。HSBCとスタンダードチャータードは、中国工商銀行とともに申請を検討していると報じられていた金融機関の一つである。

