
ビットフィネックス、メタプラネットやStrategyに「1ドルから投資」できるトークン化証券を上場
ビットフィネックス・セキュリティーズは、Strategyやメタプラネットなどビットコインを大量保有する上場企業の株価に連動するトークン化ノート5銘柄を上場した。対象投資家は約1ドル(約160円)から取引できる。

ビットフィネックス・セキュリティーズは、Strategy(ストラテジー)やメタプラネットなど、ビットコイン(BTC)を大量に保有する上場企業への投資機会を提供するトークン化ノート5銘柄を上場した。
暗号資産取引所ビットフィネックスに関連するトークン化投資プラットフォームである同社によると、新たに上場した商品は、米ストラテジー、日本のメタプラネット、スウェーデンのH100グループ、フランスのキャピタルBなどの株式の経済的な値動きに連動する。
さらに、ストラテジーが発行する変動金利型の永久優先株「STRC」も取り扱い対象に加えた。
ビットフィネックス・セキュリティーズは今回の上場について、こうした商品が規制下にあるトークン化証券取引所で二次流通の対象となるのは「初めて」だとしている。
今回のノートを発行したのは、ルクセンブルクのアンブレラ型証券化ファンド「ORO(II)」だ。SICOSセキュリティーズが運用を担当している。
ビットフィネックス・セキュリティーズによれば、これらの商品は実際の原資産となる証券によって裏付けられており、その証券は規制対象の金融機関で保管されている。
ただし、投資家がストラテジーやメタプラネットなどの株式を直接保有するわけではない。あくまで株式の値動きなどによる経済的な利益を、トークン化された証券を通じて得る仕組みだ。
大きな特徴は、少額から投資できる点だ。
ビットフィネックス・セキュリティーズによると、約1ドル(約160円)から端数単位で投資でき、米ドルのほか、テザーのステーブルコイン「USDT」やビットコイン(BTC)を使って取引できる。
もっとも、誰でも購入できるわけではない。利用できるのは一定の条件を満たした適格投資家に限られ、米国人は対象外となっている。
今回の上場は、ビットフィネックス・セキュリティーズがトークン化証券ビジネスを急速に拡大する中で行われた。
同社は8月、金属企業アルケミヤ向けに過去最高となる5000万ドル(約79億8000万円)のトークン化資金調達を実施している。
ビットフィネックス・セキュリティーズによると、同プラットフォームで上場されている資産の総額は現在、5億ドル(約798億円)を超えている。

