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Martin YoungライターJesse Coghlan監修編集者

ビットコインのマイニング難易度が10%低下 採掘しやすくなりマイナーに追い風

最新ニュース公開日2026年6月15日

ビットコインのマイニング難易度が、今年2番目の大幅な下方調整を迎えた。2月の11%超の引き下げに続き、マイナーにとっては再び厳しい局面を映す数字となった。

ビットコインのマイニング難易度が日曜日、10.09%低下した。ブロックチェーン史上11番目の大きさとなる下方調整で、採掘業者、いわゆるマイナーにのしかかっていた圧力をいくらか和らげる格好となった。

ギャラクシー・リサーチによれば、マイニング難易度は日曜日、ブロック高953,568で138.96兆から124.93兆へと低下した。2026年では2番目に大きな下落であり、昨年11月につけたピークからは20%低い水準だという。

ビットコイン(BTC)価格は6月に入ってから約15%下落しており、ギャラクシーはこれが「マイナーの利益率を圧迫した」と指摘した。さらに、難易度調整の間隔を指すエポックは15.6日間に及び、通常の14日を上回った。ハッシュレートがネットワークから離脱したためだ。

マイニング難易度は、ネットワーク上の採掘能力が変動しても、ブロック生成のペースを安定させるための仕組みである。今回の低下により、ハッシュレートが下がって競争が緩んだ分、ビットコインのマイナーはブロックを採掘しやすくなる。

Historical Bitcoin difficulty declines, with the drop on Sunday highlighted in orange. Source: Galaxy Research

採掘計算能力の総量を示す総ハッシュレートは、現在886エクサハッシュ毎秒(EH/s)となっている。ブロックチェーン・ドットコムによれば、今月に入ってから12%低下しており、昨年10月のピークからは23%下がっている

暗号資産トレーダーのマーライン・エンケラー氏によれば、残ったマイナーは現在、1台あたり約9%多く稼げるようになっているという

関連記事: ビットコイン続落 BTCマイナーのAI転換と親仮想通貨法案停滞が重荷

ビットコインのマイニング難易度は2月にも、嵐による電力使用制限とBTC価格の25%急落を受け、11%超低下していた。過去最大の難易度低下は2021年7月で、中国によるマイニング禁止と、それに続くマイナーの国外流出が背景にあった。

次回の難易度調整は6月27日に予定されており、コインウォーズは1.69%の小幅上昇、127兆前後への上昇を予想している

ハッシュプライスは30ドル台を回復

マイナーが一定量のハッシュレートからどれだけの収益を見込めるかを示す「ハッシュプライス」は、今回の難易度低下を受けて13%上昇した。ハッシュレート・インデックスによれば、現在は1ペタハッシュ毎秒・1日あたり33ドル、約5,300円となっている

30ドル、約4,800円の水準を超えたことは重要な節目だ。エナジー・マグは土曜日、この水準によって、より多くのマイナーが粗利ベースの損益分岐点に押し上げられると報じた

同メディアによれば、効率の高いマイニング設備を持つ事業者は、より低いハッシュプライスでも利益を出し続ける。一方で、電気代の負担が重い旧世代のマシンは、停止に追い込まれる可能性が高い。

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