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Biraajmaan TamulyライターRay Salmond監修編集者

ビットコイン急落警戒、5万9000ドル割れで2026年安値更新か それでも強気派が「押し目買い」に動く理由

マーケット公開日2026年6月22日

5万9000ドル(約951万円)を下回る水準に厚い流動性の塊が控えており、ビットコインが2026年の年初来安値を更新する売りに見舞われる可能性は高まっている。ただし、データは強気派がその下落を買い支える展開を示唆している。

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ビットコイン(BTC)が再び、年初来安値である5万9000ドル(約951万円)付近に迫っている。反発を試みたものの、買い方は重要なレジスタンスを奪回できず、相場は大きなサポート帯へとじりじり押し戻されている。トレーダーの間では、2026年の新たな安値を試すとの見方が広がりつつある。

ただし、売り一色というわけでもない。バイナンスとコインベースでは、中規模投資家による取引所へのビットコイン流入が、直近で4月4日以来の低水準まで落ち込んだ。すなわち、売りに出される可能性のあるビットコインが減っており、追加的な売り圧力はやや和らいでいる。

清算データも、5万9000ドル付近に40億ドル(約6450億円)超のレバレッジポジションが集中していることを示している。いったん下方向に流動性を刈り取った後、6万8000ドル(約1097万円)台へ反発する――そんな筋書きも浮上している。

ビットコイントレーダー、5万9000ドル割れの「流動性ポケット」を注視

ビットコインの反発は、日足ベースのフェアバリューギャップである6万7500〜7万500ドル(約1088万〜1137万円)に届く前に失速した。売り方は50日指数平滑移動平均線と100日指数平滑移動平均線の近辺で再び主導権を握った。これらの移動平均線は、依然として上値を抑える壁として機能している。

その後の下落で、BTCは上昇チャネルを下抜けた。4時間足チャートでは、弱気の構造転換が確認された格好だ。現在の価格はチャネルのレンジを下回って推移しており、次に意識される内部流動性のサポートは6万700ドル(約979万円)付近。その先には、年初来安値の5万9000ドルが待ち構えている。

清算データも、この価格帯の重要性を裏づけている。5万9000ドル付近には、累計で約40億ドル(約6450億円)のレバレッジロングポジションが集中している。この水準まで下落すれば、強制決済が連鎖し、後から乗ったロング勢を一掃する展開になりかねない。

BTC/USD, four-hour chart. Source: Cointelegraph/TradingView

一方で、その先にある次の大きな流動性の集中帯は6万8000ドル付近だ。この水準には、累計で47億5000万ドル(約7659億円)超のポジションが固まっている。

モメンタム面でも、相場は極端な水準に近づいている。相対力指数(RSI)は売られすぎ圏の手前で推移している。年初来安値に向けてもう一段下げれば、RSIは30を割り込む可能性が高い。これは、清算を伴う急落の後に、鋭い自律反発が起きる前触れとなることもある。

暗号資産アナリストのキラ氏は、ビットコインが6万ドル(約968万円)割れの流動性プールを完全に刈り取るのではなく、その手前で反転する可能性もあると指摘した。同氏は、市場であまりにも注目されている水準に対して、相場はしばしば逆方向に動くと説明している。2025年10月に、ビットコインが14万ドル(約2258万円)超の流動性を完全には取り切らず、手前で動いたケースと同じ構図だという。

BTCトレーダーのLP氏も、短期的には「ここで弱気に傾きすぎるな」と警告した。6月下旬にかけて、底打ちの形が形成される可能性があるとの見方を示している

BTC/USD, one-day chart analysis by LP. Source: X

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ビットコインの取引所流入は減少続く

クリプトクアントのアナリスト、アムル・タハ氏によれば、6月19日には中規模ビットコイン投資家による流入が、バイナンス、コインベース、コインベース・プライムで同時に減少した

バイナンスへの流入は約3500BTC、コインベースは約3000BTC、コインベース・プライムは約1700BTCだった。いずれも4月4日以来の低水準である。

BTC exchange inflow structure by mid-size investors. Source: CryptoQuant

取引所への流入は、一般的に「売却意図」を測る指標として見られている。取引所に送られるビットコインが少ないということは、すぐに売られる可能性のあるコインも少ないということだ。つまり、短期的な売り圧力の一部は弱まっていると考えられる。

もっとも、この動きだけで新たな買い需要が生まれているとは言えない。示しているのは、ビットコインが6万2000ドル(約1000万円)付近で推移する中、中規模保有者が取引所への送金を減らしているという事実にすぎない。

それでも足元では、価格が年初来安値付近の大きな流動性集中帯を試す一方で、取引所側からの売り圧力は軽くなっている。弱気の足音は近い。だが、売り込みすぎた先に反発の火種が残っている――そんな相場つきである。

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この記事はCointelegraphの編集方針に従って作成されており、情報提供のみを目的としています。投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴います。読者は独自に調査を行うことを推奨します。

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