
ウィンクルボス兄弟支援のZcash ETF、米SECに申請 ナスダック上場を目指す
ウィンクルボス兄弟が支援するZcash(ZEC)の価格連動型ETFが、米証券取引委員会(SEC)に登録届出書を提出した。実物のZECを直接保有し、ナスダックへの上場を目指す。

ウィンクルボス兄弟が支援する、Zcash(ZEC)の価格への連動を目指す上場投資信託(ETF)が、米証券取引委員会(SEC)に登録届出書を提出した。
ウィンクルボス・Zcash ETFはZECを直接保有し、ナスダック・ストック・マーケットにティッカー「WINK」で上場することを目指している。SECへの提出書類で明らかになった。
運用会社はウィンクルボス・アセット・サービシズが務め、その関連会社であるジェミナイ・トラスト・カンパニーがETFのZECをカストディする。
同ETFの年間スポンサー報酬は0.25%。投資目標を達成するためにレバレッジやデリバティブは利用しない。
ウィンクルボス・キャピタル・ファンドは、1社以上の関連会社を通じて、同ETFの株式を最大1億ドル(約158億円)購入する意向を示している。ただし、提出書類では、この投資意向には拘束力がないと説明されている。

Source: Eric Balchunas
同ETFを利用すれば、投資家はプライバシー重視の暗号資産Zcashを直接購入・保有することなく、従来型の証券口座を通じてZcashへのエクスポージャーを得られる。
Zcashはゼロ知識証明を利用して、取引金額や送金者、受取人の身元を隠せるシールド取引を可能にしている。
ウィンクルボスのETFは、すでに米国で取引されているグレースケールのZcash ETF「ZCSH」に続くものとなる。グレースケールは最近、同ETFについて3対1の株式分割を実施すると発表している。
CoinGeckoのデータによると、ZECは過去1年間で735%以上上昇し、時価総額は約230億ドル(約3兆6340億円)に膨らんだ。
ZECは火曜日時点で約1354ドル(約21万4000円)で取引されており、時価総額ベースで10番目に大きな暗号資産となっている。

