Cointelegraph
DOGE$0.08459 3.54%
TRX$0.3300 0.69%
LINK$12.96 3.43%
ZEC$1,212.71 9.42%
ADA$0.2380 6.25%
XRP$1.36 3.50%
ETH$2,515.10 1.81%
BTC$83,394.13 0.76%
XMR$531.55 0.28%
BNB$744.88 1.21%
XLM$0.1931 5.14%
SOL$107.95 4.38%
HYPE$82.59 5.94%
Nate Kostar著ライターRobert Lakin監修編集者

テザー、USDT活用の約4600億円ファンド始動 暗号資産マネーが中小企業融資へ

最新ニュース公開日2026年9月11日

USDT発行企業テザーとロンドン拠点のファサナラ・キャピタルが、プライベートクレジット分野に本格参入する。両社は4億ドルを拠出し、機関投資家から最大30億ドルの資金調達を狙う。

テザーとファサナラ・キャピタルは、両社が拠出する4億ドル(約618億円)を裏付けとしたプライベートクレジットファンドを立ち上げた。機関投資家から最大30億ドル(約4638億円)の調達を目指す。

このエバーグリーン型ファンドの名称は「ステーブルファンド」だ。両社が水曜日に発表したところによると、テザーのUSDTを決済インフラとして活用し、60カ国以上のフィンテック・プラットフォームを通じて、企業や消費者向けに短期の資産担保融資を行う。

ファンドの投資運用はファサナラが担う。一方のテザーは、USDTに紐づく資金需要を発掘し、資金をオンチェーンとオフチェーンの間で移動させるためのインフラを提供する。投資対象の中心となるのは、中小企業向け融資と消費者向けローンだ。売掛債権やサプライチェーン金融も含まれる。

ロンドンを拠点とする資産運用会社ファサナラは、60億ドル(約9277億円)超の運用資産を抱える。同社は、自社が持つフィンテック系レンダーのネットワークを通じて資金を投じていく。

テザーは、暗号資産業界で最も高い収益力を持つ企業の一つとなっている。同社は第2四半期に約15億ドル(約2319億円)の純営業利益を計上した。主な収益源は米国債とレポ取引の保有分だ。

USDT発行企業であるテザーは6月末時点で、1878億ドル(約29兆円)の資産と、41億1000万ドル(約6355億円)の準備バッファーを報告している。

同社は近年、中核事業であるステーブルコインの枠を超えて、潤沢な資金をさまざまな分野に振り向けている。アルゼンチンのネオバンクであるウアラには2000万ドル(約31億円)を投資したほか、メルカド・ビットコインやイタリアのサッカークラブ、ユベントスにも出資している。

さらにテザーは3月、AI睡眠テクノロジー企業エイト・スリープによる5000万ドルの資金調達ラウンドを主導した。同社の評価額は15億ドル(約2319億円)とされる。

Top five stablecoins by market cap. Source: DefiLlama

Cointelegraphは、独立性と透明性のあるジャーナリズムに取り組んでいます。本ニュース記事はCointelegraphの編集方針に従って制作されており、正確かつ迅速な情報提供を目的としています。読者は情報を独自に確認することが推奨されます。編集方針はこちらをご覧ください https://cointelegraph.jp/editorial-policy

この話題についてもっと