
ソラナ、ブロック生成を0.35秒に高速化 次は0.3秒、最終目標は0.2秒
ソラナがネットワーク誕生後初めて、ブロック生成の基準となる「スロット時間」を400ミリ秒から350ミリ秒へ短縮した。今後は段階的に200ミリ秒を目指す。

ソラナの「時計」が、ついに速くなった。
ソラナは、ブロック生成の基準となるスロット時間を350ミリ秒(0.35秒)に短縮した。ネットワークの稼働開始以来、スロット時間が引き下げられるのは今回が初めてだ。
ソラナ財団の技術担当バイスプレジデント、ジェイコブ・クリーチ氏が明らかにした。
「350ミリ秒の新時代に入った。次の目的地は300ミリ秒だ」
クリーチ氏は金曜日、Xへの投稿でこう宣言した。
執筆時点におけるソラナの平均スロット時間は約360ミリ秒。ソラナが当初掲げていた400ミリ秒という目標から、すでに約10%短くなっている。ネットワークの状況は、ソラナのスロット時間エクスプローラーで確認できる。
スロットとは、バリデーターがブロックを生成するために割り当てられる短い時間枠のことだ。単純にいえば、この時間が短くなるほどブロックが頻繁に生成され、取引の確認も速くなる。
ソラナ財団は6月、スロット時間を400ミリ秒から200ミリ秒まで半減させる計画を公表していた。ネットワークの遅延を減らし、ブロックチェーン上での取引確認を高速化する狙いだ。
今回の350ミリ秒化は、その第1段階にすぎない。今後は50ミリ秒ずつ、次のように短縮する。
- 400ミリ秒から350ミリ秒
- 350ミリ秒から300ミリ秒
- 300ミリ秒から250ミリ秒
- 250ミリ秒から200ミリ秒
残る短縮は3段階。最終目標の200ミリ秒に到達すれば、スロット時間は従来の半分となる。
4段階すべてのメインネットへの導入は、アンザが開発するバリデータークライアント「アガベ」のバージョン4.2で予定されている。ただし、スケジュールは暫定的なものだ。ブロックが正常に生成されない「スキップ率」が高まった場合には、次の段階への移行を見送る可能性もある。
スロット時間の短縮を定めた改善提案「SIMD-0525」は、5月14日に承認され、正式にマージされた。
ソラナはまず0.35秒の壁を破った。次は0.3秒、そして最終目標は0.2秒だ。速さを売りにしてきたソラナが、その看板をさらに磨き上げようとしている。

