
リミックスポイント、イーサリアムやXRPなど全アルトコインを売却 1506BTCに暗号資産投資を一本化
日本有数のビットコイン保有企業リミックスポイントが、イーサリアム、ソラナ、XRP、ドージコインをすべて売却した。今後は約1506BTC(約184億円)のビットコインに暗号資産ポートフォリオを一本化し、資本効率の向上を狙う。

日本企業の中でも有数のビットコイン保有量を誇るリミックスポイントが、保有していたアルトコインをすべて売却した。同社の暗号資産ポートフォリオに残るのは、約1506BTC(1億1500万ドル、約184億円)のビットコインだけとなった。
リミックスポイントは、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、XRP、ドージコイン(DOGE)を合計8億7880万円(550万ドル)で売却した。
9月2日に公表した資料によれば、今回の売却による利益は1億1780万円(73万6000ドル)に上った。
ETH、SOL、XRPについては売却益を確保した一方、DOGEだけは326万円(約2万ドル)の損失となった。
売却は9月1日に完了しており、同社は2027年3月期第2四半期の決算で、この売却益を計上する予定だ。
リミックスポイントは、ビットコイン・トレジャリーズの集計によると、日本企業のビットコイン保有量で3位につけている。

今回の売却前には、約901ETH、1万3920SOL、119万XRP、280万DOGEを保有していた。
記事執筆時点のコインゲッコーの価格を基準にすると、それぞれの評価額はETHが約214万ドル(約3億4200万円)、SOLが約136万ドル(約2億1800万円)、XRPが約157万ドル(約2億5100万円)、DOGEが約22万6000ドル(約3620万円)となる。
リミックスポイントによると、アルトコインの売却は、市場環境や各暗号資産のリスク・リターン特性、さらに同社の財務戦略を総合的に検討した結果だという。
暗号資産ポートフォリオをビットコインに集中させることで、「投資戦略の明確化」と「資本効率の向上」を図るとしている。
同社は、保有するビットコインをただ寝かせているわけでもない。
開示資料によれば、2月24日から8月31日までビットコインの貸付運用を行い、14.92BTCの収益を得た。評価額は1億6420万円(約100万ドル)に達する。
アルトコインを手放し、ビットコインへの集中姿勢をより鮮明にしたリミックスポイント。企業による「ビットコイン財務戦略」が広がるなか、日本の主要保有企業がさらに一歩踏み込んだ格好だ。

