
ビットマイン、イーサ"爆買い"止まらず──保有ついに1兆7000億円突破 流通量"5%制覇"への異常な野望
暗号資産の"爆買い王"が、またしても動いた。イーサ財務戦略で知られる米ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが先週、イーサ1万399枚を追加取得。保有総額はついに約1兆7180億円(109億ドル)に達した。狙うのは流通量の"5%"──その常軌を逸した戦略の全貌に迫る。

暗号資産の世界に、また"怪物"が姿を現した。
イーサ(ETH)を積み上げる財務戦略で知られる米ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが先週、さらにイーサ1万399枚を買い増していたことが分かった。同社はこの暗号資産の"爆買い"と並行し、自社株450万株の買い戻しまで敢行。まさに"買って、買って、買いまくる"戦略に、一切のブレーキはかかっていない。
月曜、同社が明かした保有量はイーサ579万7813枚。その価値、実に約1兆7180億円(109億ドル)──。この保有量は、イーサの流通供給量1億2070万枚の約4.8%に相当する。だが、同社の野望はこんなものでは終わらない。狙うは総供給量の"5%制覇"だというのだ。
同社の"懐"はイーサだけではない。ビットコイン(BTC)209枚に加え、現金・有価証券が約273億円(1億7300万ドル)。さらにビースト・インダストリーズ、エイトコ・ホールディングスへの出資まで抱え込む。暗号資産、現金、有価証券、その他投資を合わせた総額は、なんと約1兆7810億円(113億ドル)に膨れ上がる。
自社株買いの勢いもすさまじい。同社によれば、7月1日以降、かねて承認済みの40億ドル(約6300億円)規模の買い戻しプログラムのもと、普通株1610万株をすでに買い戻したという。先週取得した450万株も、この一部である。
今回の開示は、7月28日に発表された約1万枚のイーサ取得に続くもの。当時、同社は保有イーサの約85%を、自前のバリデータ運用を通じてステーキングに回していると明かしていた。
止まらぬ"爆買い"の先に、ビットマインは何を見据えているのか──。

