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Biraajmaan TamulyライターRay Salmond監修編集者

ビットコイン6万4000ドル目前まで反発 6万ドル割れに259億円の買い注文が集中

マーケット公開日2026年6月9日

ビットコイン(BTC)は月曜日、6万4000ドル(約1024万円)に迫る水準まで反発した。だが、その足取りは決して軽くない。先物市場の動きは鈍く、今回の戻り相場が息切れする可能性もちらついている。

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ビットコイン(BTC)は月曜日、6万4000ドル(約1024万円)に迫る水準まで反発した。だが、その足取りは決して軽くない。先物市場の動きは鈍く、今回の戻り相場が息切れする可能性もちらついている。

トレーダーたちは現在、5万7000ドルから5万9000ドル(約912万円〜944万円)の価格帯に、合計で約1億6200万ドル(約259億円)相当の買い注文を並べている。現値の下に控える、目に見える流動性の塊としてはかなり大きい。次にビットコインがどちらへ動くのか。その“火種”は、すでに市場の足元に積み上がっている。

ビットコイン反発の裏で進んだ「レバレッジ整理」

今回のビットコインの回復は、先物市場の過熱感がいったん冷めたタイミングと重なった。

先物データによれば、売り込みの局面でビットコインの総建玉は28万2000BTCから25万5000BTCまで減少した。ビットコイン価格は5万9000ドル(約944万円)まで下落した後に反発したものの、総建玉はなお先週のピークを大きく下回っている。

BTC price, spot and futures CVD and funding rate. Source: Velo chart

資金調達率も、いったんマイナス圏に沈んだ後、現在は0.0013とわずかにプラスへ戻した。これは先物トレーダーがややロング寄りに傾いていることを示す一方、下落前に見られたような強いレバレッジは、まだ戻っていないことも意味する。

現物市場にも、小さな安定化の兆しはある。積極的な買い手と売り手のバランスを示す現物の累積出来高デルタ、いわゆるCVDは、先週金曜日以降で1万1000BTC改善した。数週間にわたり続いていた売り圧力が、いったん鈍り始めたという見方もできる。

暗号資産トレーダーのマックス・トレーズ氏も、同様の見立てを示している。同氏は、反発局面で総建玉が明らかに冷え込み、資金調達率がわずかにプラスへ転じた点に注目。今回の上昇は、新たなロング勢が勢いよく参入したというより、ショートポジションの手じまいによって押し上げられた側面があるとみる。

また、アルフラクタルの最高経営責任者であるジョアン・ウェドソン氏は、先週の清算を経て、ビットコイン市場は「極端なレバレッジ」局面を抜け、現在は中程度のレバレッジ領域に移ったと指摘した。

ただし同氏は、市場が歴史的に強い買い場となりやすい「極端なデレバレッジ」の水準には、まだ達していないとも付け加えている。

Bitcoin: leverage pressure zone. Source: CryptoQuant

6万ドル割れの下に積み上がる買い注文

データによれば、押し目買いを狙う投資家たちは、5万7000ドルから5万9000ドル(約912万円〜944万円)の間に、約2565BTC分の買い指値を置いている。ビットコインが現在の6万3300ドル(約1013万円)前後で推移していることを踏まえると、これらの買い注文の総額は約1億6200万ドル(約259億円)にのぼる。

買い板の流動性とは、市場価格の下に待機している指値買い注文のことだ。ビットコインがこの水準まで下落した場合、こうした注文が売り圧力を吸収する可能性がある。需要が供給を上回れば、そこから再び反発する展開もあり得る。

BTC bid liquidity below $60,000. Source: Velo Chart

市場アナリストのエグジットポンプ氏も、バイナンスの現物板に同様の厚い流動性が存在すると指摘している。同氏によれば、6万ドル(約960万円)を下回る水準に厚い買い板があることで、ビットコインはしばらく揉み合いとなり、さらに総建玉の整理が進む可能性があるという。

一方、トレーダーのLP NXT氏は、過去6週間にわたり続いているあるパターンに注目している。それは、月曜日につけた高値または安値が、水曜日に反対方向の転換点へつながるというものだ。

月曜日に高値をつけた場合は、週半ばに安値をつけ、その後に反発する。逆に月曜日に安値をつけた場合は、水曜日に高値をつけ、その後に再び弱含む。この流れが、ここまで6週連続で的中しているという。

現在、このパターンは「6戦6勝」の状態にある。ビットコインは、下値では6万ドル割れに控える買いの流動性、上値では6万4000ドル(約1024万円)付近の抵抗線に挟まれている。今週半ばの値動きに、いつも以上の視線が注がれている。

BTC trend analysis by LP. Source: X

この記事はCointelegraphの編集方針に従って作成されており、情報提供のみを目的としています。投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴います。読者は独自に調査を行うことを推奨します。

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