
ビットコイン暴落は買い場のサインか「過去最強の底値ライン」まであと5000ドル
足元の売りで、ビットコインは「実現価格」まであと10%の水準に迫っている。過去の弱気相場で、幾度となく底値圏を示してきた重要ラインだ。

ビットコイン暴落は買い場のサインか 「過去最強の底値ライン」まであと5000ドル
BTC価格、古典的な弱気相場の買い場に接近
オンチェーン分析プラットフォームのクリプトクアントのデータによれば、BTC/USDは総実現価格まで10%未満の距離に迫っている。
実現価格とは、BTCの供給量がオンチェーン上で最後に動いた際の平均価格を指す。現在は約5万3300ドル(約867万円)に位置している。トレーディングビューのデータによれば、BTC/USDがこの水準を下回ったのは、前回の弱気相場が終わった2022年以来ない。
クリプトクアント寄稿者のクリプト・サンムーンはこう指摘する。
「過去を振り返ると、繰り返される弱気相場では毎回、ビットコインが実現価格を下回る陰鬱な時期が訪れてきた。そしてそこが、ビットコインに投資するうえで最高の機会だった」

BTC/USD one-week chart with realized price data. Source: Cointelegraph/TradingView
実現価格にはいくつかの種類がある。さまざまなビットコイン投資家層の総取得単価を反映するためだ。
それでも市場参加者が待ち構えているのは、より広い意味での取得単価に価格が戻ってくる局面である。なぜなら、それが弱気相場の底値を示すサインになり得るからだ。
クリプトクアントはこう提案している。
「再びその瞬間が来て、価格が実現価格を下回るなら、新たなサイクルに向けて投資せよ」
ビットコインは実現価格を「下回る可能性が高い」
ここ数カ月、BTC価格モデル「ストック・トゥ・フロー」の生みの親として知られる匿名アナリスト、プランBは、トレンド反転に必要な2つの重要条件の1つとして、実現価格を下回ることを挙げてきた。
もう1つの条件は、200週移動平均線(WMA)を下回ってローソク足が引けることだ。これは数週間前から始まっている。
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プランBは6月初め、Xへの投稿でこう述べた。
「市場は、2月の6万ドル(約976万円)が底だったのか、それとも弱気相場が続くのかで五分五分だ」
「私見では、データはまだ底形成を確認していないことを示している。そして、さらに下落する確率は50%超ある。具体的には、200週移動平均の6万1000ドル(約993万円)、あるいは実現価格の5万3000ドル(約862万円)を下回る可能性だ」

Bitcoin realized price data. Source: PlanB/X
その後の投稿でプランBは、ビットコインは実現価格を「下回って底を打つ可能性が高い」とも付け加えた。
実現価格について、コメンテーターのアーロン・ベネットも、過去の弱気相場には存在しなかった機関投資家の保有者がいるにもかかわらず、この重要水準まで下落する可能性はなお残っていると述べた。
ベネットは先週、Xのフォロワーにこう語っている。
「ここにタッチしない、あるいは数週間ほど下回らないとしたら、むしろ驚きだ」

