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Helen PartzライターYohan Yu監修編集者

ビットコインETFから一夜で“369億円”大流出! 7連勝ストップの衝撃…イラン緊張で暗号資産マネーに異変

マーケット公開日2026年7月27日

米国のビットコインETFが7営業日連続の資金流入からついに反転。木曜だけで2億2520万ドル(約369億円)が抜けた。イランをめぐる米国の火種、下落する米株、そして冷え込む投資家心理──マネーはいま、どこへ逃げるのか。

木曜、市場に走った動揺は小さくなかった。

米国に上場するビットコインの現物ETF(上場投資信託)が、7営業日続いた「連勝」に自らピリオドを打ったのだ。純流出に転じたのは、実に7月13日以来のこと。数字が語る反転劇である。

暗号資産データ会社ソソバリュー(SoSoValue)によれば、木曜の純流出額はじつに2億2520万ドル(約369億円)。とはいえ、直近7営業日でかき集めたマネーは10億ドル(約1600億円)近くにのぼっており、"貯金"がゼロになったわけではない。

事実、木曜の流出を差し引いても、今週の純流入は同日時点でなお約2億7400万ドル(約449億円)のプラスを保っていた。表向きは、まだ底堅い。

だが、水面下では不穏な空気が流れ込んでいた。流出が起きたその裏で、ビットコインは一時、6万5000ドル(約1064万円)の大台を割り込んでいる。引き金を引いたのは、再燃した米国とイランの緊張だ。これを嫌気して米株が値を下げ、暗号資産にも冷や水が浴びせられた格好である。コインゲッコー(CoinGecko)によると、ビットコインは一時6万4600ドル(約1058万円)まで沈んだのち、本稿執筆時点では6万5403ドル(約1071万円)で取引されていた

市場の"体温"も、はっきりと下がった。オルタナティブ・ドットエムイー(Alternative.me)が公表する暗号資産の「恐怖と欲望指数(クリプト・フィア&グリード指数)」は3ポイント下げて28に。金曜も「恐怖(フィア)」の圏内から抜け出せずにいた。投資家たちの財布のヒモは、いよいよ固い。

もっとも、暗い話ばかりではない。ソソバリューによれば、米国上場のイーサ(Ether)の現物ETFはこの日も踏ん張った。木曜に2630万ドル(約43億円)の純流入を集め、連続流入記録を「5」に伸ばしてみせたのだ。ビットコインが足踏みするなか、次の主役はこちらか──そんな思惑すら、市場には漂い始めている。

この記事はCointelegraphの編集方針に従って作成されており、情報提供のみを目的としています。投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴います。読者は独自に調査を行うことを推奨します。

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