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Zoltan VardaiライターYohan Yu監修編集者

ビットコイン、10月に「大底」説浮上 想定レンジは900万円台 スワン・ビットコインCEO「アルトコインは死んだも同然」

マーケット公開日2026年8月17日

2025年10月に2000万円台の最高値を付けたビットコイン(BTC)。スワン・ビットコインのコリー・クリップステンCEOが本誌取材に応じ、「相場は10月に底を打つ」と大胆予想を展開した。想定される底値はまさかの900万円台、最悪843万円まで沈む可能性も浮上。一方でアルトコインについては「基本的にもう終わっている」と切り捨てた。

米暗号資産企業スワン・ビットコインのコリー・クリップステンCEOが、コインテレグラフの取材に応じ、ビットコイン(BTC)相場の"次の底"について衝撃の予想を明らかにした。

最高値から1年で「底打ち」のジンクス

ビットコインは2025年10月上旬、1枚2000万円(12万6000ドル)超という史上最高値を記録した。クリップステン氏はこの高値を起点に、「相場は10月に底を打つはずだ」と語った

根拠として挙げるのは、過去の強気相場のピークから約12カ月後にビットコインが底値をつけてきたという経験則だ。ただし本人も「わずか数サイクル分のデータから結論を急ぐのは危険」とクギを刺すことも忘れなかった。

クリップステン氏が「10月底打ち」説を唱えるのは、実は今回が初めてではない。本誌が今年6月に行ったインタビューでは、長期保有者(LTH)が過去最高となる1470万BTCを積み上げていることを理由に、「今回のサイクルは過去よりも早く底を打つ可能性がある」とすでに指摘していたのだ。

まさかの900万円割れ、843万円まで急落の可能性も

そして今回、クリップステン氏はさらに踏み込んだ。「ビットコインは5万7000ドル(約906万円)、あるいは5万3000ドル(約843万円)まで下落したのち、急速に切り返す可能性がある」というから穏やかではない。そのうえで、2028年の半減期を前に1枚13万ドル(約2067万円)前後まで戻すシナリオも描いてみせた。

他の分析会社は、これより早い底打ちを予想している。10xリサーチ創業者のマーカス・ティーレン氏は、月足終値が6万3000ドル(約1002万円)を上回れば、8月中に弱気相場の底を確認できる可能性があると指摘。これが実現すれば、同社が用いる複数のサイクル指標が強気に転じるという。

アルトコインは「基本的に死んでいる」 DeFiの生き残る道は伝統金融への"編入"

クリップステン氏がとりわけ辛辣だったのが、アルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産)への評価だ。「(ビットコインに対抗する)"通貨"としてのアルトコインは、基本的にもう死んでいる」と言い切った。そのうえで、暗号資産や分散型金融(DeFi)にとって最良のシナリオは、「伝統金融(TradFi)の一部になることだ」との持論を展開した。

市場平均を上回るパフォーマンスを見せそうなアルトコインについて問われると、クリップステン氏が名前を挙げたのがハイパーリキッド(Hyperliquid)だった。ただし、それも手放しの評価ではない。

「ハイパーリキッドは、あくまで一つのビジネスであり、たまたまトークンを持っているに過ぎない。中央集権的なビジネスである以上、いずれ伝統金融に吸収され、"取引所"や"銀行"として扱われるようになるだろう」

デフィラマ(DefiLlama)のデータによれば、ハイパーリキッドは直近1週間で590万ドル(約9億3800万円)の収益を計上し、週間収益ベースでDeFiプロトコル業界5位にランクインしている。

トレーディングビュー(TradingView)のデータでは、HYPEトークンは年初来で130%上昇した一方、ビットコインは同期間に28%下落した

BTC and HYPE tokens, year-to-date chart. Source: Cointelegraph/TradingView

機関投資家の存在感、アルトコイン相場を"狭く"する

暗号資産マーケットメイカーのウィンターミュート(Wintermute)は7月のレポートで、機関投資家の存在感が増したことでアルトコイン市場の力学そのものが変化したと分析している。その結果、アルトコイン相場の上昇は「特定の銘柄に偏った、より狭いラリー」になりつつあるという。

同社によれば、資金は機関投資家に好まれる銘柄に集中する一方、いわゆる"ロングテール"銘柄全体の勢いは弱まっているとしている。

この記事はCointelegraphの編集方針に従って作成されており、情報提供のみを目的としています。投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴います。読者は独自に調査を行うことを推奨します。

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