米国のビットコイン現物上場投資信託(ETF)は、2週連続で純流入を記録した。週間ベースで2週続けてプラスとなるのは5カ月ぶり。
ソーソーバリュー(SoSoValue)のデータによると、今週のビットコイン(BTC)現物ETFへの純流入額は約5億6845万ドルに達した。前週も約7億8731万ドルの流入を記録しており、数週間にわたる継続的な流出を経て、投資家意欲の回復が示された。
今回の転換前、米ビットコイン現物ETFは長期的な資金引き揚げに直面しており、5週間連続で計約38億ドルの累積流出を記録していた。この期間中、最大の週間流出となったのは1月30日までの1週間で、約14億9000万ドルの純流出を記録していた。
今週の日次推移はまちまちであった。月曜日に4億5819万ドル、火曜日に2億2515万ドル、水曜日には4億6177万ドルの流入を記録した。しかし、後半に勢いが反転し、木曜日に2億2783万ドル、金曜日には3億4883万ドルの流出(解約)となった。
ビットコインETF、2年で金ETFの15年分に匹敵する流入額
ブロックストリーム(Blockstream)のマーケティング担当ディレクター、フェルナンド・ニコリッチ氏は土曜日のX(旧ツイッター)への投稿で、ビットコインETFは市場投入から2年足らずで、金(ゴールド)ETFが約15年かけて蓄積した累積流入額にすでに匹敵していると指摘した。金ETFには15年の先行優位があるにもかかわらずだ。
ニコリッチ氏は、この節目がビットコイン価格の46%の下落や数カ月にわたる軟調なパフォーマンスの中で達成されたと付け加え、市場の弱含みの中でも機関投資家の需要が依然として強力であることを示していると主張した。
同氏は「ビットコインが『デジタル・ゴールド』であるかどうかという議論は、もはや無意味だ。ビットコインは金になろうとしているのではない。ビットコインは、金の動きを遅く見せているのだ」と述べた。
