Cointelegraph
DOGE$0.07520 1.76%
TRX$0.3311 0.24%
LINK$8.09 2.15%
ZEC$508.95 1.66%
ADA$0.1713 2.88%
XRP$1.11 1.16%
ETH$1,826.43 2.05%
BTC$64,384.32 0.78%
XMR$321.06 0.56%
BNB$581.03 0.78%
XLM$0.1916 1.05%
SOL$78.14 0.56%
HYPE$67.43 0.12%
Yashu GolaライターAllen Scott監修編集者

ビットコイン7月相場がヤバい 過去データは上昇示唆、だが暴落リスクも残る

マーケット公開日2026年6月30日

ビットコインは過去の7月相場で上昇しやすく、ショート勢の賭けも大きく積み上がっている。こうした材料は7万5000ドル(約1213万円)への反騰を示唆するが、重要なサポートを割り込んだままなら、5万5000ドル(約890万円)まで沈むリスクもなお消えていない。

bitcoin-price-trending-back-new-highs-before-july-analysis

ビットコイン(BTC)が、2022年半ば以来となる最悪級の月間下落に見舞われようとしている。6月のBTCは約18.5%安。市場が強く意識する6万ドル(約971万円)の節目を守れるかどうか、瀬戸際の攻防が続いている。

BTC/USD monthly chart. Source: TradingView

では、この下落の勢いは7月も続くのか。それとも、ビットコインは反転上昇の準備に入っているのか。

ビットコイン、7月に7万5000ドル到達も

アナリストのフレー氏は、7月がビットコインにとって「強気の月」になる可能性があるとみている。同氏は来月、BTC価格が7万5000ドル(約1213万円)に向けて上昇すると予想した。

この強気シナリオの根拠となっているのが、バイナンスのBTC/USDT清算ヒートマップだ。そこには、現在価格より上の水準にショート清算ラインが大量に積み上がっている様子が示されている。

月次チャート上で最も目立つ流動性の塊は、6万7645ドル(約1094万円)付近にある。この水準では、約2億4739万ドル(約400億円)の清算レバレッジ、累計では約22億6000万ドル(約3656億円)のショート清算レバレッジが確認されている。

Binance BTC/USDT liquidation heatmap (1 month). Source: CoinGlass

初心者向けに言えば、こうした流動性の集中地帯はしばしば「マグネットゾーン」と呼ばれる。レバレッジをかけたポジションが同じ価格帯に密集すると、清算による強制的な買い戻しや売り圧力が発生し、市場価格がその水準に引き寄せられることがあるためだ。

今回の場合、大きな流動性は、現在のビットコイン価格である6万ドル(約971万円)近辺より上にある。

もしBTCが反発し、6万7600ドル(約1093万円)付近まで上昇すれば、ショート勢はポジションの手仕舞いを迫られる可能性がある。ショートを閉じるにはビットコインを買い戻す必要があるため、それが新たな上昇圧力となり、ショートスクイーズを引き起こす展開もあり得る。

フレー氏は土曜日の投稿で、こう述べた。

「BTCはひとまず6万ドルで底を打つと思う。さらに下を試す可能性が出る前に、上方向では7万5000ドルを狙う展開だ」

BTCは7月に平均7.6%上昇

ビットコインの過去の月間リターンも、フレー氏の7月強気論を後押ししている。

アナリストのCGTトレーダー氏が取り上げたコイングラスのデータによれば、BTCは7月に平均7.6%上昇してきた。これは、平均リターンがマイナス1.40%となっている弱い6月の後に訪れる、比較的強い月の一つである。

Bitcoin monthly returns tracking the July performance in since 2013. Source: CoinGlass/CGT_Trader

この傾向は、弱気相場の年でさえ見られた。

たとえば2018年7月、ビットコインは20.96%上昇した。2022年7月も16.8%上昇している。より最近では、2024年7月に2.95%、2025年7月に8.13%上昇しており、再び「緑の月」になるとの見方を補強している。

別の米中間選挙年の季節性チャートでも、ビットコインは7月に平均10.3%上昇している。これは同種の年における月間リターンとして最も強い数字だ。

Bitcoin performance by month during US mid-term election years. Source: More Crypto Online

一方で6月は平均17%の下落となっており、売られ過ぎ後の平均回帰的な反発が起きる余地も示唆している。

現在のビットコイン価格を6万ドル(約971万円)近辺とすると、過去の7月平均リターンである7.6%を当てはめた場合、価格はおよそ6万4500ドル(約1043万円)まで上昇する計算になる。より強い米中間選挙年の平均10.3%を当てはめれば、6万6100ドル(約1069万円)付近が視野に入る。

さらに、2018年や2022年の弱気相場下で見られた7月反発が再現されれば、BTCは7万ドル(約1132万円)から7万2500ドル(約1173万円)のレンジに到達する可能性がある。2020年型の7月ラリーが起きれば、フレー氏が掲げる7万5000ドル(約1213万円)目標も現実味を帯びてくる。

200日移動平均割れで、下落継続リスクも

ただし、楽観論一色というわけではない。ビットコインは現在、6万2445ドル(約1010万円)付近にある200日単純移動平均線を下回って推移しており、7月にさらに下落するリスクも高まっている。

BTC/USD weekly chart. Source: TradingView

2022年の弱気相場でも、こうした長期移動平均線のサポートを失った後、BTCは底値を形成するまでさらに下落を続けた。

関連記事:ビットコインに新たな capitulation リスク 5万BTCが損失状態で移動

ビットコインのベアフラッグ下抜けは、BTCが速やかに200日移動平均線を回復しない限り、7月に5万5000ドル(約890万円)へ下落する可能性を高めている。

BTC/USD daily chart. Source: TradingView

この記事はCointelegraphの編集方針に従って作成されており、情報提供のみを目的としています。投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴います。読者は独自に調査を行うことを推奨します。

この話題についてもっと