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Yashu GolaライターRay Salmond監修編集者

ビットコイン暴落、5万8000ドル割れで弱気シグナル点灯 次の下値メドは5万4000ドルか

マーケット公開日2026年6月26日

ビットコイン、5万8000ドル急落で弱気シグナル点灯――次の下値メドは5万4000ドル、なお底割れの恐れも。

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ビットコイン(BTC)は木曜日、投資家心理の節目とされる6万ドル(約971万円)を割り込んだ。大型ハイテク株の下落が市場全体のリスク選好を冷やし、ただでさえ脆さを抱えていた暗号資産市場に、さらに重しとなった格好だ。

BTC/USD vs. Nasdaq and S&P 500 daily performance chart. Source: TradingView

この下落により、典型的な弱気の反転パターンが点灯した。足元のチャートは、ビットコイン価格が今後数日で5万4000ドル(約874万円)を下回る可能性を示している。

ビットコインの「丸天井」崩れ さらなる痛みを示唆

BTC/USDは木曜日に一時4.8%下落し、日中安値で5万8000ドル(約939万円)近辺まで売り込まれた。これにより、6月の上昇分は完全に帳消しとなった。

同時に、4時間足チャートでは、いわゆる「ラウンデッドトップ」、つまり丸い天井を描く弱気パターンが完成したように見える。

BTC/USD four-hour chart tracking the rounded top bearish setup. Source: TradingView

テクニカル分析において、ラウンデッドトップとは、買いの勢いが徐々に失われ、相場が上昇トレンドから下落トレンドへ移行する際に現れる逆U字型の形状を指す。価格が「ネックライン」、つまりこの形状の土台となる支持線を割り込むと、パターンは正式に成立したとみなされる。

分析では、ドーム状の頂点からネックラインまでの距離を測り、その幅をブレイク地点から下方向へ投影することで、下値目標を算出する。

今回のビットコインの場合、その下値メドは5万4000ドル(約874万円)をやや下回る水準に位置する。現在価格から見れば、およそ8.9%の下落余地がある計算だ。

さらに日足チャートでも、ビットコインは同時に「ベアフラッグ」を下抜けした。

BTC/USD daily chart tracking the bear flag breakdown setup. Source: TradingView

この2つ目の弱気パターンも、独立して5万4000ドル(約874万円)近辺への下落を示している。つまり、弱気派にとっては都合のよい材料が、チャート上で二重にそろったことになる。

MVRVバンドも5万4000ドル説を補強

オンチェーン指標で見ても、ビットコインの下値メドは同じ水準を指している。

グラスノードのMVRV価格バンドは、ビットコインの市場価格と「実現価格」を比較する指標だ。実現価格とは、各コインが最後にオンチェーン上で移動した時点の平均価格を指す。簡単にいえば、市場全体がどの程度の含み益、あるいは含み損を抱えているのかを測る物差しである。

BTC MVRV pricing bands vs. price. Source: Glassnode

水曜日時点で、ビットコインは6万997ドル(約987万円)近辺で取引されていた。一方、緑色で示される1.0 MVRVバンドは5万3390ドル(約864万円)付近にあった。

この水準は、テクニカル分析が示す**5万4000ドル(約874万円)**の下値目標とかなり近い。ビットコインの下落が続く場合、このあたりが重要な支持帯になる可能性がある。

ただし、売りがさらに深まれば話は別だ。ビットコインは、青色で示される0.8 MVRVバンド、すなわち4万2700ドル(約691万円)近辺まで押し込まれる恐れもある。

歴史的に見ると、ビットコインの大きな弱気相場の底は、この低い青色バンド付近で形成されることが多かった。未実現損失が極端に膨らみ、投げ売りリスクが高まる領域である。つまり、相場がそこまで沈めば、いよいよ「総悲観」の色が濃くなるというわけだ。

この記事はCointelegraphの編集方針に従って作成されており、情報提供のみを目的としています。投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴います。読者は独自に調査を行うことを推奨します。

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