
ビットコイン弱気相場は終盤か BTC価格は4年トレンド比で20%割安との分析
ビットコイン分析によれば、BTC価格の動きはいまも過去サイクルと歩調を合わせている。弱気相場のなかで、4年にわたる「普及構造」トレンドラインに対し、約20%の割安圏に沈んでいるという。

ビットコイン(BTC)は低い水準に押し込められている。だが、伝統的なサイクルそのものはまだ崩れていない――。新たな分析がそう指摘している。
6万2000ドルのBTC価格を分析──ビットコインは「壊れていない」
アナリストのデービッド・エング氏は水曜日、Xへの投稿で、BTC価格の動きはいまも「2つの時計」で動いていると指摘した。
同氏はこうまとめている。
「400日という時計で見ると、BTCは循環的に見える。およそ4年という時計で見ると、サイクルのノイズが取り除かれ、普及構造が浮かび上がる」
エング氏が注目するのは、400日単純移動平均線(SMA)と、その4年版にあたる指標だ。前者は、ビットコインの強気相場において支持線として機能してきたことで知られる。今サイクルでも前回サイクルでも、日足の終値がこの水準を下回ったことはない。

BTC/USD one-day chart with 400SMA. Source: Cointelegraph/TradingView
一方、4年という時間軸で見ると、よりすっきりとした上昇トレンドが見えてくる。価格はサイクル上の位置に応じて、そのトレンドラインの上や下を行き来している。
エング氏はこう説明する。
「要するに、ビットコインはこの普及構造から大きく離れては、またそこへ回帰する動きを繰り返しているということだ」
現在、この4年トレンドラインが示す適正価格はおよそ7万6400ドル(約1238万円)だ。つまり、BTC/USDは約20%割安な水準にあることになる。
エング氏が投稿したチャートでは、ビットコインのパワーロー価格も示されている。こちらはすでに前人未到の領域に入り、13万5000ドル(約2187万円)近辺に達している。
同氏は結論として、こう述べた。
「BTCは壊れていない」
「ただ、普及構造を下回る位置に圧縮されているだけだ」
ビットコイン弱気相場、8月に下落再開の可能性も
コインテレグラフが報じてきたように、過去との比較では、ビットコインの現在の弱気相場はなお数カ月続く可能性がある。
トレーダー兼アナリストのレクト・キャピタル氏による最新の試算では、現在の下落トレンドは約71%まで進行している。
同氏の分析は引き続き、50カ月指数移動平均線(EMA)の行方に焦点を当てている。現在、その水準は6万3900ドル(約1035万円)だ。
同氏はXのフォロワーに対し、次のように述べた。
「この段階で、6月の月足終値がこのまま6万2000ドル(約1004万円)で終わるなら、50カ月EMAからの下抜けが確認されることになる。そうなると、仮に7月が陽線の月になったとしても、価格は50カ月EMAを新たな抵抗線に変えてしまう可能性がある」
そして、こう続けた。
「その場合、8月には7月の上昇を打ち消し、ビットコインは下落継続へ向かうことになる」

BTC/USD one-day chart with 50-month EMA. Source: Cointelegraph/TradingView

