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Martin Young
執筆者:Martin Youngスタッフライター
Felix Ng
校閲:Felix Ngスタッフ編集者

イーサリアム上のステーブルコイン残高が過去最高1800億ドル トークン化資産が強気相場を後押し

イーサリアム上のステーブルコイン残高が過去最高1800億ドル トークン化資産が強気相場を後押し
ニュース

ブロックチェーン分析企業トークン・ターミナルによると、イーサリアムネットワーク上のステーブルコインのオンチェーン価値は1800億ドルに達し、過去最高を更新した。

同社のレポートによれば、イーサリアムはステーブルコイン供給の60%を占めており、この3年間で150%増加した。

また同社は、今後4年間で全ネットワークを通じて約1兆7000億ドルがオンチェーンに流入すると予測しており、イーサリアムが同期間に470%成長した場合、2030年までに8500億ドルの「新規資金流入」が見込まれるとしている。

スタンダードチャータードは2025年後半、2028年までに1兆ドル超の資金が銀行から流出し、ステーブルコインへ流入する可能性があると予測していた

イーサリアムは、ステーブルコインおよびトークン化された現実世界資産(RWA)において支配的なネットワークとなっている。ブラックロック、JPモルガン、アムンディといった主要金融機関が同ネットワーク上でトークン化ファンドを立ち上げる中、全ネットワークにおけるステーブルコイン供給は第1四半期に過去最高の3150億ドルに達した。

イーサリアム上のステーブルコインの成長予測. Source: Token Terminal 

トークン化資産主導の強気サイクル

現実資産指標プロバイダーRWA.xyzは、イーサリアム上のステーブルコイン価値を1680億ドルとやや低めに見積もっている

RWA.xyzのデータは、イーサリアムが市場シェア56%で業界トップであることも示している。さらに、EVM(イーサリアム・バーチャル・マシン)およびアービトラム、ZKsync Era、Baseといったレイヤー2ネットワークを含めると、そのシェアは65%を超える。

これらのデータは、ステーブルコインおよびオンチェーン流動性におけるイーサリアムの優位性を示しており、「強いポジティブなセンチメントと、仮想通貨の直近の上昇を後押ししている」と、LVRGリサーチのディレクターであるニック・ラック氏はコインテレグラフに語った。

「この勢いは、トークン化資産と機関投資家の採用に支えられた長期的な強気サイクルを強く裏付ける。一方で、競合チェーンとの競争、規制上の障壁、マクロの不確実性が、さらなる上昇の主な阻害要因として残る」と同氏は付け加えた。

JPモルガンCEO、トークン化の重要性を強調

JPモルガンのダイモンCEOは火曜日に公開された年次株主書簡の中で、「ステーブルコイン、スマートコントラクト、その他のトークン化を含むブロックチェーンを基盤とした、まったく新しい競合群が台頭している」と指摘した

JPモルガンは12月、イーサリアム上で初のトークン化マネーマーケットファンド(MONY)を立ち上げている。

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