米国の現物ビットコインETFは4月後半にかけて資金流入の勢いを維持し、9日連続の流入を記録した。
4月14日から4月24日までの期間で、純流入額は合計約21億2000万ドルに達した。最大の流入は4月17日の6億6391万ドルで、4月14日と4月22日にもそれぞれ4億1150万ドル、3億3582万ドルの流入があった。
一方、最も弱い日は金曜日で、純流入は1445万ドルにとどまった。この日はブラックロックのIBITが2288万ドルの流入で主導したのに対し、フィデリティのFBTCは169万ドルの流出、ビットワイズのBITBとARK 21シェアーズのARKBはそれぞれ885万ドル、902万ドルの流出となった。グレースケールのGBTCやその他の小規模ファンドは概ね横ばいだった。
今回の9日連続流入は、10月に見られた同様の流入局面以来となる。当時は10月6日に12億1000万ドル、10月7日に8億7560万ドルと急増していた。
こうした資金流入はビットコイン市場の回復とも連動しており、CoinMarketCapのデータによると、BTCは現在7万7516ドルで、過去1カ月で10.73%上昇している。
長期投資志向の強まり
継続的な資金流入により、2026年の累計純流入額は582億3000万ドルに達し、再びプラス圏に浮上した。
ETFアナリストのネイト・ジェラチ氏はXで、ビットコインが10月初旬の過去最高値から約35%下落した水準にあるにもかかわらず資金流入が続いている点に注目した。
この傾向は、ETF投資家が短期的な値動きではなく長期的視点で資金配分を行っていることを示唆する。下落局面でも流入が続くことは、いわゆる「ダイヤモンドハンド」と呼ばれる強固な投資家基盤の存在を示唆している。
同氏は「ETF投資家は長期志向の資金配分を行っている」と指摘した。
イーサリアムETFも堅調
米国のイーサリアムETFも4月14日から4月22日まで連続で純流入を記録した。ただし4月23日には7594万ドルの流出となり、連続記録は途切れた。
この間の流入は安定しており、最大は4月17日の1億2749万ドルだった。4月22日には9644万ドル、4月20日には6777万ドルの流入が確認されている。

