
開始2週間で“内部不正”発覚…ロビンフッドチェーンに激震 話題のミームコイン発行所『Vlad.fun』が緊急停止
ロビンフッドチェーンで急成長していたミームコイン発行プラットフォーム「Vlad.fun」が、チーム内の重大な内部不正問題を理由にサービス停止を発表した。運営は法的措置も視野に調査を進める一方、直前には偽トークン騒動も発生。ローンチ直後から勢いを見せていたロビンフッドチェーンに早くも暗雲が立ち込めている。

ロビンフッドチェーン上でミームコインの発行・ローンチパッドを運営していた「Vlad.fun」が、運営チーム内部で「重大な内部の信頼性(インテグリティ)の問題」が見つかったとして、サービスを緊急停止した。
プロジェクトは16日、「チームメンバーが関与した重大な内部問題が判明した」と公表。現在はプラットフォームを全面的に停止し、事実関係の調査とシステム保全を進めるとともに、関係者への法的措置について弁護士と協議しているという。
ただし、問題となった不正行為の具体的な内容については一切明らかにしていない。
運営は「調査が終わる前に中途半端な説明をするつもりはない」としており、詳細は後日公表する方針だ。現時点では、ユーザー資産への影響があったかどうかも説明されていない。
さらに不可解なのは、その数時間前にも別の騒動が起きていたことだ。
Vlad.funは、自社のランキング画面に表示されていた「Vlad.fun」の名前を冠したトークンについて、「これは公式トークンではない」と異例の注意喚起を実施。「誰でも自由にトークンを発行できるパーミッションレス型ローンチパッドであるため、公式を名乗るトークンが存在していても本物とは限らない」と投資家へ警告した。
もっとも、この偽トークン騒動と今回の内部問題が関連しているかどうかについては、運営はコメントしていない。
Vlad.funが展開していたロビンフッドチェーンは、米ロビンフッドが7月1日に公開したイーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンだ。
アービトラム技術を採用し、トークン化株式や実世界資産(RWA)、オンチェーン金融サービスを主な用途として打ち出していた。
しかし、実際にはサービス開始直後からミームコイン取引が爆発的に拡大。ギャラクシー・デジタルによると、ネットワーク上で最も活発な用途は、当初想定されていたRWAではなくミームコインとなっていた。
急成長するエコシステムの裏側で発覚した今回の内部問題。
ローンチからわずか2週間足らずで主要サービスが停止する異例の事態となり、ロビンフッドチェーンの信頼性にも少なからぬ影響を与えそうだ。

