
テレビや家電で「AIワーム」が勝手に増殖 アンソロピックが警告
2026年10月14日
チャットGPTを手がけるオープンAIが、新たに300億ドルの資金調達を検討していると報じられた。実現すれば評価額は1.4兆ドルに達し、上場前にもかかわらず世界有数の企業価値を持つ企業となる可能性がある。

チャットGPT開発元のオープンAIが、さらなる巨額調達に動いている。
ブルームバーグの報道によれば、オープンAIは新たに300億ドル(約4兆7175億円)を調達する方向で初期段階の協議に入っている。関係者の話として伝えられたもので、投資家側の強い需要が今回の協議を後押ししているという。
今回の資金調達が実現した場合、オープンAIの評価額は1.4兆ドル(約220兆1500億円)に達する可能性がある。これは、同社が3月に1220億ドル(約19兆1845億円)を調達した際の評価額8520億ドル(約133兆9770億円)から、およそ64%高い水準となる。
上場前の企業としては異例の規模だ。オープンAIは、長らく注目されてきた株式公開について、早くとも2027年以降に先送りする姿勢を示している。
サム・アルトマンCEOは今月上旬、同社がAI安全性への対応を重視しているとして、2026年に上場することは「賢明ではない」と述べていた。一方で、オープンAIは6月、米証券取引委員会(SEC)に対し、新規株式公開(IPO)に向けた書類を非公開で提出している。
安全性をめぐっては、アルトマン氏は今月、国連安全保障理事会で発言し、より強力になりつつあるAIシステムがもたらし得るリスクについて説明した。
その一方で、競合のアンソロピックも動きを強めている。クロードを開発する同社は、年内の上場計画を進めており、IPO時の評価額は2兆ドル(約314兆5000億円)を超える可能性があるとロイターが報じている。