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Nate Kostar
執筆者:Nate Kostarスタッフライター
Robert Lakin
校閲:Robert Lakinスタッフ編集者

ビットワイズがアバランチETFを上場 ステーキングで利回り創出

ビットワイズがアバランチETFを上場 ステーキングで利回り創出
ニュース

ビットワイズ・アセット・マネジメントは、アバランチの現物型上場投資信託(ETF)を立ち上げた。投資家はアバランチのトークンにエクスポージャーを持ちながら、保有資産の一部をステーキングして利回りを得ることが可能になる。

ビットワイズは、AVAX保有分の約70%を自社インフラを通じてステーキングし、約30%を償還対応や運用上の流動性確保のために維持する計画だ。

同ファンドは水曜日にニューヨーク証券取引所(NYSE)でティッカー「BAVA」として取引を開始し、ヤフーファイナンスによると、終値は約1.5%上昇の25.50ドルだった。一方、コインマーケットキャップによると、アバランチ(AVAX)は9.52ドルで取引され、約1.8%上昇した。

水曜日の発表によれば、同商品は0.34%のスポンサー手数料が設定されているが、最初の1カ月間は資産額5億ドルまで0%に引き下げられる。さらに、ステーキング報酬を含む純投資収益を、定期的に株主へ分配する仕組みとなっている。

同ファンドはAVAXを直接保有し、自社のステーキング部門であるビットワイズ・オンチェーン・ソリューションズを通じてネットワークの検証に参加し、報酬を獲得する。報酬は追加トークンで支払われる。発表によると、アバランチのステーキング利回りは4月中旬時点で約5.4%だ。

アバランチは高スループットかつ低遅延を特徴とするレイヤー1ブロックチェーンだ。トークン化や企業向け実証で活用されており、FIFA関連の取り組みやワイオミング州におけるステーブルコインの試み、トヨタやブラックロックなどのプロジェクトでも利用されている。

今回のファンドは、ここ数週間におけるアバランチ関連商品の最新事例だ。ナスダックは先週、米証券取引委員会に対し、AVAXへのエクスポージャー提供を目的としたETF「ヴァンエック・アバランチ・トラスト」の上場申請を行った。これはコモディティ型信託株式の規則に基づく商品だ。

ビットコインETFと企業の保有が拡大

ビットワイズによるアバランチETFの投入は、上場型の仮想通貨商品や上場企業が、ビットコイン(BTC)の流通供給の占有割合を拡大し続ける中での動きだ。

BitBO.ioのデータによると、ビットコインETFは129万BTC以上、すなわち流通供給の6%以上を保有している。さらに、BitcoinTreasuries.NETのデータでは、上場企業は約117万BTCをバランスシート上に保有している。ETFと企業を合わせると、流通供給の約12%を占める規模だ。

ETFの中では、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)が約79万1000BTCを保有し、全供給の約3.8%で首位となっている。次いでグレースケールのビットコイン・トラスト(GBTC)が約15万3600BTCで約0.7%を占める。

Bitcoin ETFs: BitBO.io

資産運用会社にとどまらず、銀行も市場参入を進めている。今月初めには、米国の銀行で初めての現物型ビットコインETFであるモルガン・スタンレー・ビットコイン・トラスト(MSBT)が取引初日に3060万ドルの資金流入を記録し、初日の売買高は約3400万ドルとなった。

火曜日には、ゴールドマン・サックスがビットコイン連動型ETFの立ち上げを米証券取引委員会(SEC)に申請した。この商品は、ビットコイン上場投資商品(ETP)に投資しつつコールオプションを売却することで収益を確保し、価格変動へのエクスポージャーを抑える設計だ。

上場企業の中では、マイケル・セイラー氏が会長を務めるストラテジーが78万897BTCを保有し、総供給の約4%を占めている。

政府も合計で流通ビットコインの約3%を保有しており、その規模は約64万9870BTCに達する。最大の保有国は約32万8000BTCを持つ米国で、次いで中国が約19万BTC、英国が6万1000BTC超で続く。

コインゲッコーのデータによると、ビットコイン価格は10月の約12万6000ドルから下落し、現在は約7万5100ドルで推移している。

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