米国上場の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は、ゴールドマン・サックスの参入を背景に、再び顕著な資金流入を記録した。
SoSoValueのデータによれば、火曜日の現物ビットコインETFへの資金流入は4億1150万ドルとなり、4月に入って2番目に大きい日次流入となった。
この流入により、2026年の年初来純流入額は約2億4500万ドルのプラスに転じた。また、運用資産総額は965億ドルを超え、3月中旬以来の高水準となった。
こうした動きは、かつてビットコインに批判的だったゴールドマン・サックスが、ビットコイン連動型ETFの立ち上げに向けて米証券取引委員会(SEC)に申請したことが背景にある。これは、モルガン・スタンレーが先週水曜日に「モルガン・スタンレー・ビットコイン・トラストETF(MSBT)」を立ち上げた流れに続くものだ。

ブラックロック、モルガン・スタンレーが流入継続
火曜日は、米国の現物ビットコインETFで資金流出を記録した銘柄はなかった。Farsideのデータによれば、ブラックロックのIBITが約2億1400万ドルで最大の流入を記録した。
ブラックロックのIBITとモルガン・スタンレーのMSBTはいずれも流入が5日連続となり、それぞれ約6億9600万ドル、8400万ドルの累計流入となった。

また、ARK 21シェアーズ・ビットコインETF(ARKB)とフィデリティ・ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)も大きく寄与し、それぞれ1億1300万ドル、4500万ドルの流入を記録した。
アルトコインETFにも波及、ドージコインも流入
この資金流入の流れは、火曜日に米国上場のアルトコインETF全体にも広がった。現物イーサリアムETFは5300万ドルの流入を記録した。
XRP関連ファンドは1100万ドルの流入と伸びを見せ、ソラナ(SOL)も100万ドル強の小幅な流入となった。
さらにドージコイン(DOGE)ETFにも約18万7000ドルの資金流入があり、累計流入額は約920万ドルに達した。
今回の回復が持続するかは不透明だが、直近では市場心理がやや改善している。恐怖強欲指数は今週、20を上回る水準まで上昇した。

ビットコイン価格も火曜日に数週間ぶりの高値を記録し、3月17日以来初めて一時7万5000ドルを上回った。その後は7万4000ドルを下回り、記事執筆時点では7万3852ドルで推移している。

