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Nancy Lubalestaff writerAllen Scott監修staff editor

XRP価格、1.40ドル付近の「バリューゾーン」で推移 クジラが1.7億ドル相当を取引所から引き出し

マーケット公開日May 26, 2026

クジラ投資家がBinanceから1億7000万ドル相当のXRPを引き出した。価格は1.35〜1.40ドルの重要な蓄積・サポートゾーンを維持している。

XRP は、大口投資家が最近1億7000万ドル相当を買い集めたとされる重要な「バリューゾーン」内で取引されており、市場流動性の引き締まりを示唆している。

主なポイント:

  • XRPクジラは、約1億7080万ドル相当となる1億2200万XRPを Binance から引き出した。これは1.35〜1.40ドルの重要サポート帯で強い蓄積が起きていることを示唆している。
  • 取引所からの流出増加と、現物XRP ETFへの安定した資金流入は、供給減少と投資需要拡大を示している。
  • 価格が1.50ドルのレジスタンスを突破した場合、XRPは2.33ドルを目指す可能性がある。ボリンジャーバンドは大きな値動きが近いことを示唆している。

1億2200万XRPがBinanceから流出

XRP のクジラによる引き出し、すなわち1回100万XRP超の大口出金は、5月22日にBinanceで1億2200万XRPに達した。現在価格換算で約1億7080万ドル相当となる。データは CryptoQuant によるものだ。

1日の引き出し量が1億XRPを超えるのは、2月初旬の2億7800万XRP以来初めてとなる。

CryptoQuantアナリストのアムル・タハ氏は、月曜日の「Quicktake」投稿で次のように述べた。

「今回の動きをより重要にしているのは価格帯だ」

2月9日の急増時にはXRPは約1.43ドルで取引されていたが、5月22日の急増時には約1.35ドルだった。

同氏は別の投稿で、「1.35〜1.40ドル帯はXRPにとって重要な監視ゾーンになる」と指摘し、次のように付け加えた。

「同じ価格帯で繰り返し引き出しが発生していることは、一部の大口投資家がこの水準を“バリューゾーン”と見ている可能性を示している」

XRP: Whale outflows from exchanges. Source: CryptoQuant

この動きは、取引所全体での大幅な資金流出とも一致している。XRPの取引所ネットポジション変化は日曜日にマイナス3000万ドルまで低下し、価格が1.28ドルだった4月9日以来の低水準となった。

当時はその後、4月17日までに17%上昇し1.51ドルへ到達している。

XRP: Exchange net position change

こうした流出は通常、大口保有者による蓄積を意味する。トークンをコールドウォレットへ移したり、XRP関連投資商品へのエクスポージャーを増やしたりすることで、短期的な売り圧力を減少させるためだ。

一方、米国の現物XRP ETFへの需要も継続している。これら投資商品は16営業日連続で純流入を記録しており、総額は1億1675万ドルに達した。米投資家による安定した需要がXRPの追い風となっている。

Spot ETH ETFs flows chart. Source: SoSoValue

XRP価格は1.30ドル維持が重要

XRP/USDは2月初旬以降、1.30〜1.50ドルのレンジ内で推移している。

アナリストのChartNerd氏はXへの投稿で、「XRPが再び1.50ドルのレジスタンスを試すには、1.30ドルをサポートとして維持する必要がある」と述べた。

同氏はさらに、「1.30ドルは現在の防波堤だ」とし、「ここを割り込めば、今後数週間で1ドル前半までさらに下落する可能性が高い」と警告している。

XRP/USD daily chart. Source: X/ChartNerd

また、2022年5月から2024年11月まで、XRPは長期レンジ内で推移していたが、0.68ドルの上限を突破した後、2025年1月には3.40ドルまで400%以上急騰した。

現在のレンジを維持したまま、1.50ドル上抜けを伴う強い出来高ブレイクが発生すれば、同様の上昇が再現される可能性がある。

XRP/USD three-day chart. Source: Cointelegraph/TradingView

ボリンジャーバンドも2024年半ば以来で最も収縮している。過去には同様の局面で58〜82%の上昇が発生していた。

そのため、同様のブレイクアウトが起きた場合、XRPは2.33ドルまで上昇する可能性がある。

アナリストのCrypto Patel氏は、現在のレンジを「最高の蓄積ゾーン」と表現し、2024年後半の大型上昇前と似た静かな値動きだと指摘した。

同氏は上値目標として10ドルを提示しており、2022〜2024年型のサイクル拡大型相場が再現されれば、レンジ下限から約7倍の上昇余地があるとしている。

XRP/USD two-week chart. Source: X/Crypto Patel

一方で、以前 Cointelegraph が報じたように、1.40〜1.50ドル帯の上値抵抗を突破できなければ、価格は引き続きレンジ相場にとどまる可能性が高い。

この記事はCointelegraphの編集方針に従って作成されており、情報提供のみを目的としています。投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴います。読者は独自に調査を行うことを推奨します。

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