
ストラテジー株、最大80%上昇の可能性 巨額赤字でも強気シナリオ維持
ビットコイン保有企業ストラテジーのMSTR株は、2026年第1四半期に125億4000万ドルの純損失を計上したにもかかわらず、今後数カ月で80%上昇する可能性がある。

ビットコイン保有企業ストラテジーのMSTR株は、2026年第1四半期に125億4000万ドルの純損失を計上したにもかかわらず、今後数カ月で80%上昇する可能性がある。
教科書的な強気反転パターン 目標は350ドル
金曜日時点で、MSTRは上昇トライアングルの中で推移していた。このパターンは、水平なレジスタンスラインの下で安値を切り上げていくことで形成されるテクニカルパターンだ。
安値の切り上げは買い手の自信の高まりを示す。MSTRが調整するたびに下げ止まりが早くなっており、より深い下落を待たずに買いが入っていることを意味する。

MSTR 週足チャート Source: TradingView
上昇トライアングルは通常、価格が上部トレンドラインを突破した際に成立し、パターンの最大高値幅と同程度の上昇が見込まれる。
このテクニカルルールをMSTRチャートに当てはめると、2026年の上値目標は約350ドルとなる。これは現在価格から約80%の上昇に相当し、フィボナッチ・リトレースメントの0.236水準とも一致する。
アナリストのケビン・Fx氏は、逆三尊(逆ヘッド&ショルダーズ)パターンを根拠に、MSTRが250ドル〜300ドルのレンジまで上昇する可能性があると指摘した。

MSTR 週足チャート Source: TradingView/Kevin Fx
一方、上昇トライアングルの上限から反落した場合、MSTRは数週間にわたる下落トレンドに入り、約150ドル付近の下限トレンドラインを目指す可能性がある。150ドルを下回れば、強気シナリオは無効化されるリスクがある。
目標株価を224ドルに引き上げ
今週初め、カナダの投資銀行カナコードは、MSTRの目標株価を185ドルから224ドルに引き上げ、「買い」評価を再確認した。
同社は、MSTRが2月以降に約80%反発した点を指摘し、その背景として同期間にビットコインが6万ドル付近から8万ドル超まで回復したことを挙げた。これにより同社は再び試練を乗り越えたと分析している。

カナコードはまた、STRCなどの優先株を活用した資金調達モデルが、この耐性の重要な要因だと強調した。この仕組みにより、新規普通株の発行に過度に依存することなく、ビットコイン購入のための資金を調達できる。
普通株の追加発行は既存株主の希薄化につながる。一方で優先株は、コアとなる株式価値への圧力を抑えつつ、ビットコイン蓄積戦略の資金を確保する手段となる。
一方、ストラテジーは株主1人当たりのビットコイン保有量も増加させている。2026年第1四半期に125億4000万ドルの損失を計上したにもかかわらず、同社は第1四半期で8万9599BTCを購入し、総保有量は平均取得価格7万5537ドルで81万8334BTCに達した。

1株当たりのBTC保有量も前年比で18%増加しており、同社はBTCの保有拡大に加え、MSTR株1株あたりの価値向上にも寄与していることが示されている。
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