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Biraajmaan TamulyライターRay Salmond監修編集者

ビットコインは今が買い時か 過去最低RSIと買い増しデータが示す底値の可能性

マーケット公開日2026年6月9日

ビットコイン(BTC)をめぐり、またしても「絶好の買い場」論が市場に顔を出している。日足と2週間足の相対力指数(RSI)が、いずれも過去最低水準に沈むなか、複数の投資家層で着実な買い集めが進んでいるためだ。あるアナリストはこれを、ビットコインを買うための「最良の論拠」と表現した。

ビットコイン(BTC)をめぐり、またしても「絶好の買い場」論が市場に顔を出している。

日足と2週間足の相対力指数(RSI)が、いずれも過去最低水準に沈むなか、複数の投資家層で着実な買い集めが進んでいるためだ。あるアナリストはこれを、ビットコインを買うための「最良の論拠」と表現した。

オンチェーンデータによれば、1,000〜1万BTCを保有するウォレットは過去60日間で5万3,000BTC超を買い増した。小口の個人投資家もまた、保有量を増やしている。

主要投資家層で進むBTCの買い集め

MNキャピタル創業者のマイケル・ファン・デ・ポッペ氏は、ビットコインのモメンタム指標が歴史的な弱さを示していることについて、長期的には好機になり得ると指摘した

「2週間足RSIと日足RSIが、ビットコイン史上最低の数値を示している。これこそ、ビットコインを蓄積し、買うための最高の論拠だ」

ファン・デ・ポッペ氏はそう述べたうえで、パニック売りはなお続く可能性があるものの、同時にまれな買い場を提供しているとも付け加えた。

オンチェーンデータも、この見方の一部を裏付けている。グラスノードの「アキュミュレーション・トレンド・スコア」によれば、最も強い買いの動きが見られるのは、小口保有者と一部の中規模投資家だ。

0.1BTC未満を保有するウォレットのスコアは0.78。追跡対象の投資家層の中で最も高い水準だった。続いて10〜100BTCを保有する層が0.71を記録し、ここ数週間にわたり安定した買い集めが続いていることを示した

Bitcoin accumulation trend score. Source: CryptoQuant

大口投資家の一部も、買い手に回っている。過去60日間で、1,000〜1万BTCを保有するウォレットは5万3,042BTCを買い増した。これは全ての投資家層の中で最大の増加幅である。

100〜1,000BTCを保有するアドレスも1万2,233BTCを積み増し、10〜100BTCの層も1,283BTCを買い増した。

ただし、最大級の主体では異なる風景が広がっている。1万BTC超を保有するウォレットは、同じ期間に保有残高を3万9,840BTC減らした。1〜10BTCを保有する小規模層も、ややポジションを落としている。

つまり、最上位の巨大保有者と一部小口層が売る一方で、その下のクジラ層や個人投資家が下落局面で拾っている、という構図である。

Bitcoin accumulation vs distribution (60-day change). Source: CryptoQuant

6万ドル割れに潜む「底値ゾーン」

市場アナリストのタイタン・オブ・クリプト氏は、四半期足チャート上で5万6,800ドル〜4万4,600ドル、円換算で約909万円〜約714万円の間に「フェア・バリュー・ギャップ(FVG)」が存在すると指摘した

FVGとは、ビットコイン価格が短期間で一方向に大きく動いた際に生じる価格の空白地帯を指す。取引が比較的少ないまま通過したゾーンであり、後に価格がそこを埋めに行くことがある。

BTC quarterly price and FVG analysis by Titan of Crypto. Source: X

四半期足チャートを見ると、ビットコインは2011年、2013年、2017年、2020年に形成された同様の不均衡ゾーンを再訪した後、底値を固めてきた。2024年に形成された直近のギャップは、まだ埋められていない。

そのため、現在の調整がさらに深まる場合、5万6,800ドル〜4万4,600ドル、すなわち約909万円〜約714万円のレンジが重要な下値の目安となる。

一方、グラスノード共同創業者のラファエル氏は、ビットコインの「CVDD」、すなわち累積バリューデイズ・デストロイド対価格比率に注目している

これは、コインの保有行動から導かれる歴史的なコスト基準の下限と、市場価格を比較する長期バリュエーション指標だ。現在、この比率は0.73付近にあり、過去には主要なサイクル底値の近辺で1.0に接近してきた。

CVDDの下限は現在、約4万6,000ドル、円換算で約736万円に位置している。ラファエル氏は、過去と同様のパターンをたどるなら、潜在的な底値は5万2,000〜5万9,000ドル、約832万円〜約944万円の範囲になる可能性があると述べた。

熱狂の裏側で、巨大保有者の一部は手放し、別の大口と個人は拾う。ビットコイン市場ではいま、売りと買いの思惑が静かに交錯している。

Bitcoin CVDD ratio. Source: Rafael/X

この記事はCointelegraphの編集方針に従って作成されており、情報提供のみを目的としています。投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴います。読者は独自に調査を行うことを推奨します。

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