ビットコイン(BTC)財務企業、ストラテジーの共同創設者であるマイケル・セイラー氏は日曜日、ビットコイン価格が6万6000ドル近辺で推移する中、同社が追加購入を行うことを示唆した。
セイラー氏はX(旧ツイッター)上で、「第二世紀が始まる」と投稿。同社によるビットコイン蓄積の代名詞となっているチャートを共有し、追加購入が間近であることを示した。
ストラテジーによる直近のビットコイン購入は2月最終週に行われた。同社は2億400万ドル超を投じて3,015BTCを購入。これにより総保有量は72万737BTCに達し、本稿執筆時点の市場価格で約481億ドルの価値がある。
「セイラー・トラッカー(SaylorTracker)」のデータによると、現在のビットコイン価格は、同社の平均取得単価である1BTCあたり約7万5,985ドルを下回っている。

市場全体の低迷や財務企業の純資産価値(NAV)の崩壊が続く中でも、同社は負債や株式による資金調達を通じてビットコインの蓄積を継続している。
同社によれば、ストラテジーの基本NAVは1をわずかに下回っており、保有するビットコイン財務資産に対して割安で取引されていることを意味する。
2026年は仮想通貨財務企業の統合の年か、セイラー氏は否定的
財務企業BTCSのヴォイチェフ・カシツキ最高戦略責任者(CSO)によれば、2026年はデジタル資産財務市場の統合が進む可能性がある。キャッシュフローを生み出す事業を持つ企業が、単にビットコインを蓄積するだけの財務企業を買収していくという。
同氏はコインテレグラフに対し、「他社と統合することで、時に2プラス2が6以上になることがある。純資産価値を下回って取引されている企業はどこも苦境に立たされており、統合によってより早く勝者になれる可能性がある」と語った。

仮想通貨財務企業は、収益向上のためにブロックチェーンネットワークへのバリデーションサービスの提供、仮想通貨マイニング、民間または公的な信用商品の提供、あるいはデジタル資産とは無関係な事業を開始することができると、同氏は付け加えた。
一方、セイラー氏は競合他社や経営難に陥ったビットコイン財務企業の買収という考えを退けている。主な理由として、合併・買収(M&A)に伴う財務的な不確実性を挙げた。
「こうした案件は6カ月から9カ月、あるいは1年も長引く傾向がある」とし、「開始時に良く見えたアイデアが、6カ月後も良いアイデアであるとは限らない」と述べた。
