米国のトランプ大統領のミームコインが過去最安値付近から小幅に反発した。トークン運営チームが、上位保有者に大統領と会える限定イベントへの参加権を提供すると発表したためだ。
オフィシャル・トランプ(TRUMP)のチームは木曜日、Xへの投稿で、4月25日にフロリダ州のトランプ氏の邸宅「マールアラーゴ」で開催される昼食会への参加権が、トークン上位297名の保有者に与えられると発表した。
ミームコインの公式サイトでは、トランプ氏がこのイベントの基調講演者になると説明している。しかしホワイトハウスの関係者はポリティコに対し、このイベントはトランプ氏の公式スケジュールとしてはまだ確定しておらず、同日にはトランプ氏がホワイトハウス記者協会ディナーに出席すると述べている
イベントへの参加資格は、3月12日から4月10日までの保有量を時間加重で計算したランキング上位297名に限定される。参加者は身元調査にも合格する必要がある。さらに上位29名の保有者は、トランプ氏とのプライベートレセプションへの参加資格も得る。

TRUMPトークン保有者向けのイベントは今回で2回目となる。最初のイベントは5月にトランプ氏のゴルフクラブで開催され、批判者からはトランプ氏が大統領の立場を利用して個人的な利益を得ているとの懸念が示されていた。
イベント発表でTRUMPトークンが反発
CoinGeckoのデータによると、TRUMPトークンはこのイベントのニュースを受け、木曜日に3.06ドルまで上昇した。数時間前には過去最安値となる2.73ドルを記録していた。
TRUMPは過去24時間で2.4%上昇し2.94ドルとなった。ただし、2025年1月に記録した過去最高値73.43ドルからは96%下落している。
昨年開催された最初のTRUMPトークン保有者イベントでは、トロンの創業者ジャスティン・サン氏が最大保有者として参加している。
Infinexの創業者ケイン・ワーウィック氏も、ランキング上位25名に入るだけのTRUMPトークンを購入した後、このイベントに参加していた。

