
ジーキャッシュ、プライバシー需要拡大で急伸 800ドル目標との指摘も
ジーキャッシュ(ZEC)は過去1カ月で125%上昇し、多くの仮想通貨の平均上昇率約15%を大きく上回った。テクニカルとファンダメンタルの強気材料が重なり、今後数週間でさらに上昇する可能性がある。

ジーキャッシュ(ZEC)は過去1カ月で125%上昇し、多くの仮想通貨の平均上昇率約15%を大きく上回った。
プライバシー重視のこの仮想通貨は、テクニカルとファンダメンタルの強気材料が重なり、今後数週間でさらに上昇する可能性がある。

ZEC/USDと仮想通貨市場全体の時価総額. Source: TradingView
マルチコインの開示が上昇の引き金に
火曜日、運用資産26億8700万ドルの米ヘッジファンド、マルチコイン・キャピタルはZECに「重要なポジション」を保有していると明らかにし、プライバシー系デジタル資産への機関投資家の関心再燃との見方が広がった。
マルチコイン共同創業者のトゥシャール・ジェイン氏は、同社が2月以降ZECを積み増してきたと説明した。
同氏はジーキャッシュについて、「プライバシー性、検閲耐性、差し押さえ耐性を備えたマネーへのエクスポージャーを得る最も直接的な公開市場手段だ」と述べ、金融主権やサイファーパンク的なプライバシー需要の高まりに対する投資だと位置づけた。

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フラッグ上抜けでさらなる上昇余地
テクニカル面では、ジーキャッシュは週足チャートで強気フラッグのブレイクアウト局面に入っている。
強気フラッグは、急騰後に下降する並行チャネル内で保ち合いを形成するパターンで、上限ラインを突破すると前回上昇幅と同程度の上昇が見込まれる。

ZEC/USDT 週足チャート Source: TradingView
このルールを当てはめると、ZECの目標価格は約800ドルとなる。水曜日時点でZECは607ドルまで上昇しており、約40%の上昇余地が残されている。
また、モメンタム指標である週足RSIは70をやや下回る水準にあり、過熱感はまだ限定的で、上昇余地が残されていることを示している。
ビットメックス共同創業者のアーサー・ヘイズ氏は、ZECの目標をビットコインの時価総額の10%とする見方を示し、このシナリオでは数兆ドル規模の評価額となり、現在の供給量に基づけば8000ドルから1万ドルの価格帯も視野に入る可能性がある。

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ロビンフッド上場と供給縮小も追い風
ジーキャッシュの上昇にはファンダメンタル面の支えもある。
米国とイランの和平期待によるリスク選好の改善に伴い、仮想通貨市場全体の上昇と連動している点は、4月初旬の動きと似ている。
また、4月23日にロビンフッドへ上場したことで、ニューヨークなど規制の厳しい地域を含む2590万人のユーザーが現物取引にアクセスできるようになり、需要拡大につながった。
さらに、ZecHub.WIKIのデータによると、流通するZECの30%以上がシールドアドレスに保管されており、供給が引き締まっている。これは過去1年でプライベートなオンチェーン取引への需要が大きく増加したことを示している。
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