
ドージコイン、クジラ蓄積とチャート好転で底打ち示唆 最大20%上昇余地
ドージコイン(DOGE)は過去1カ月で約18%上昇し、市場全体の約10%の上昇を上回った。クジラの蓄積と強気のチャート構造が、底打ちの可能性を示している。

ドージコイン(DOGE)は過去1カ月で約18%上昇し、市場全体の約10%の上昇を上回った。クジラの蓄積と強気のチャート構造が、底打ちの可能性を示している。

DOGE/USDT vs. TOTAL crypto market cap 30-day returns. Source: TradingView
クジラ保有量は過去最高更新
データ分析企業サンティメントによると、1億DOGE以上を保有するウォレットは4月下旬時点で1085億2000万DOGEを保有し、約116億ドル相当に達した。4月中旬の1079億5000万DOGE未満から増加し、過去最高を更新した。

DOGE大口保有者による取引件数と保有量. Source: Santiment
この蓄積はDOGEの23.50%の価格反発と重なっており、大口投資家が相場を支えた可能性がある。

DOGE/USDT 週足チャート Source: TradingView
クジラの活動も活発化した。4月28日には、10万ドル以上のドージコイン送金が1日で739件記録され、過去6カ月で最多となった。この急増は、ドイツの主要電子取引プラットフォームであるクセトラで、21シェアーズの現物裏付け型ドージコインETPが上場したタイミングと一致している。
対称トライアングル上抜けで20%上昇余地
テクニカル面では、DOGEは下降トライアングルとみられるパターンのブレイクアウト局面に入っている。

DOGE/USDT 週足チャート Source: TradingView
一般的に下降トライアングルは継続的な売り圧力を示し、下方向へのブレイクが多い。ただし、特に蓄積トレンドの中では上方向へのブレイクも起こり得る。
例えばビットコイン(BTC)は2021年、中国のマイニング規制後に数カ月にわたる下降トライアングルを形成した。この構造は弱気寄りだったが、価格は約3万5000ドル付近で下降トレンドラインを上抜け、その後数週間で5万2000ドル超まで上昇するショートスクイーズを引き起こした。

BTC/USD 3日足チャート Source: TradingView
同様のテクニカル分析をDOGEに当てはめると、5月の上値目標は約0.131ドルとなり、現在価格から約20%の上昇余地がある。この水準は200週間単純移動平均線(200週SMA)と一致する。

DOGE/USDT 週足チャート Source: TradingView
この上昇が実現すれば、1万DOGE以上を保有する大口ウォレットの平均取得価格(約0.115ドル)を上回ることになる。また、全体の平均取得コスト(約0.132ドル)も突破する水準だ。
歴史的に、これらのコスト水準を回復すると、より多くの保有者が含み益に転じ、売り圧力が緩和されることで強気相場が持続しやすくなる。

DOGEの実現価格. Source: Glassnode
一方で、現在の水準付近で反落し、20週間指数平滑移動平均線(EMA)の抵抗を突破できない場合、強気ブレイクのシナリオは弱まる。その場合、5月に0.088ドル付近の直近安値を再び試すリスクもある。
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