
ビットコイン7万8000ドルで膠着 米イラン情勢の不透明感で伸び悩む
ビットコイン(BTC)は金曜日、7万8000ドル付近で推移する状態が続いた。市場は米イラン戦争の行方について「明確な材料待ち」の状態にある。

ビットコイン(BTC)は金曜日、7万8000ドル付近で推移する状態が続いた。市場は米イラン戦争の行方について「明確な材料待ち」の状態にある。
リスク資産は方向感欠く展開
TradingViewのデータによると、BTC価格は週末のウォール街の取引時間にかけて横ばいで推移した。

BTC/USD one-hour chart. Source: Cointelegraph/TradingView
新しい地政学的な材料に乏しい中、米国株などのリスク資産は方向感のない動きとなった。WTI原油は一時100ドル再接近が意識された後、95ドルまで落ち着いた。

CFDs on WTI crude oil one-hour chart. Source: Cointelegraph/TradingView
トレーダーのダーン・クリプト・トレーズ氏は、「BTCと株式は週初に力強く上昇し、貴金属は売られた。しかしここ数日で原油が再び上昇し始めると、リスク資産は失速し、現在は横ばいで推移している」とXで述べた。
「市場は中東情勢の明確化を強く待っている。長引くほど、そして原油価格が上昇するほど、リスク資産への圧力は強まる」と指摘した。

Macro asset price comparison. Source: Daan Crypto Trades/X
前日には、分析会社モザイク・アセットが、株式の上昇継続には好調な企業決算が不可欠だと指摘した。S&P500はすでに過去最高値を更新している。
同社は最新レポートで、「第1四半期の決算シーズンが本格化する中、年初からのトレンド変化を見極めるためにも、将来の利益予想の動向を注視する必要がある」と述べた。

S&P 500 one-hour chart. Source: Cointelegraph/TradingView
BTC/USDに焦点を当てると、分析プラットフォームのマテリアル・インディケーターズは、さらなる下落調整の初期兆候を示唆した。
同社はXで、「7万6500ドルの買い板流動性は、昨日の予想通りすでに崩れ、短期の注文フローは下向きに転じている」と、自社ツールのデータをもとに指摘した。
また、現物価格下の買い流動性が引き上げられていない点について「意外だ」と述べた。

BTC/USDT order-book liquidity data with whale orders. Source: Material Indicators/X
トレーディングアカウントのJDK Analysisは、「ニュース主導の上昇」が短期ラリーの過熱を示す証拠だと指摘した。
同アカウントはXで、「過去2日間の価格分布において、BTCは上限付近に位置している」とし、取引所のオーダーブック分析に基づき説明した。

BTC/USDT order-book data (Bybit). Source: JDK Analysis/X
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