マイケル・セイラー氏率いるストラテジーは先週もビットコイン(BTC)の積極的な積み増しを継続した。月曜日の米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、同社は2万2,337BTCを15億7,000万ドルで取得。これにより、ビットコインを保有する世界最大の企業としての準備金は76万BTCを超えた。
今回の購入規模は、12億8,000万ドルで1万7,994BTCを取得した前週に続き、同社の歴史の中で上位5位に入る大型案件となった。

ストラテジーによれば、今回の平均取得単価は1BTCあたり7万194ドルで、同社全体の平均取得単価である7万5,696ドルを下回った。3月9日から15日の週のビットコイン平均価格は、日足終値ベースで7万571ドルだった。
今回の追加購入により、総保有量は76万1,068BTCとなり、累積の取得費用は約576億1,000万ドルに達したという。
STRCは市場で最も流動性の高い優先株に、セイラー氏が言及
今回の購入は、3月9日に販売規則を緩和して以降、ストラテジーが永久優先株「ストレッチ(STRC)」を記録的な規模で販売している最中に行われた。
ビットコイン・クオンツ(Bitcoin Quant)の創設者ロハン・ヒラニ氏は、エックス(X)への投稿で「今週は、ストラテジーが2社目のブローカーを起用し、時間外取引でもSTRCのATM(随時発行)を実施できた最初の週だった」と指摘した。
「STRCライブ」のデータによると、先週の同株の販売は記録的な一週間となり、稼働した4日間で約1万767BTC相当の購入資金を捻出したと推定されている。

SECへの提出書類によると、ストラテジーは先週、1,190万株のSTRCを販売して11億8,000万ドルを調達。その手取金は、今回のビットコイン購入額全体の75%を占めた。また、同社は280万株のクラスA普通株(MSTR)も売却し、3億9,600万ドルを調達している。

現在76万1,068BTCを保有するストラテジーが保有量100万BTCの大台に乗せるには、残り23万8,932BTCが必要となる。2026年の残り42週間で達成するには、毎週平均で約5,700BTCを積み増していく計算になる。

