個人のビットコインマイナーが木曜日、約21万ドル相当のブロック報酬を獲得した。産業規模の事業者が支配する中でも、「マイニング宝くじ」と呼ばれる現象が依然として成立していることを示した。
ブロックエクスプローラーmempool.spaceのデータによると、このマイナーはCKPoolのソロサービスを利用しており、ブロック943411を発見。ブロック報酬と手数料として合計3.139BTCを獲得した。
ソロマイニングは非常に珍しい。ベネットのトラッカーによると、過去12カ月でソロマイニングによって発見されたブロックは20件にとどまり、合計報酬は62.96BTCだった。
平均すると約18.7日に1回の成功に過ぎず、最長で58日間の空白期間も記録されている。直近の成功は2月28日だった。
今回の成功は、マイニング競争が激化する中で起きた。
ブロック発見の難しさを示すマイニング難易度は、2月以来で最大の調整幅となる約7.7%の低下を記録した後、直近24時間で3.87%反発している。これはハッシュレート低下を反映し、一時的にマイニング成功確率が改善したことを示す。
個人にとっては依然厳しい環境
それでも難易度は依然として歴史的高水準にあり、個人マイナーが単独でブロックを発見する確率は極めて低い。
CoinWarzのデータによると、過去10年間で難易度は桁違いに上昇しており、採算割れのマシン停止やAI用途への転用などの局面でのみ一時的な低下が見られる。
コスト上昇と難易度上昇により、マイニングは資本力のある大手事業者に有利な構造となっている。

上場マイニング企業は運頼みではなく、資産運用戦略の見直しで対応している。
ライオット・プラットフォームズは2026年第1四半期に3778BTCを売却したほか、MARAホールディングス、ジェネシス・グループ、ナカモト・ホールディングスなどもビットコイン売却を進めている。
こうした事業者主導の環境の中でも、今回のCKPoolでの成功は、個人でもまれに確率を突破できることを示す事例となった。

