ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズはここ数週間でイーサリアム(ETH)の購入ペースを加速させている。トム・リー氏は月曜日、同社がイーサリアム財団から店頭取引で5000ETHを直接購入したことを明らかにした。
リー氏によると、ビットマインは過去1週間で6万999ETHを追加取得した。直近の週平均である約4万5000~5万ETHから増加している。
今回の購入により、上場企業である同社のイーサリアム準備金は459万6000ETHに達した。これはトークン総供給量の約3.81%に相当する。同社は、仮想通貨保有分、現金、その他投資を合わせた総資産が約115億ドルに達すると述べている。
ビットマインによると、保有するETHのうち304万515ETH、約66%が現在ステーキングされている。イーサリアム価格を2185ドルとした場合、価値は約66億ドルとなる。
同社はステーキング事業から年間換算で約1億8000万ドルの収益を生み出していると見積もっている。今後数カ月以内に立ち上げ予定の「メイド・イン・アメリカ・バリデーター・ネットワーク(MAVAN)」を通じてステーキング事業を拡大する計画だ。
また、イーサリアム財団からの5000ETH購入は、財団が公開市場でETHを売却することなく運営資金を確保できるよう設計された取引だったとビットマインは説明している。
ヤフーファイナンスのデータによると、ビットマイン(BMNR)の株価は月曜日の取引で約14%上昇し、23.39ドルで取引を終えた。
今回の発表は、世界最大のビットコイン財務企業であるストラテジーが2万2337BTCを15億7000万ドルで購入したと公表したのと同じ日に行われた。これにより同社のビットコイン保有量は76万BTCを超えた。
企業保有、イーサリアム供給量の5%超に
イーサリアムを保有する上場企業の多くは過去1カ月間、取得ペースを鈍化させている中で、それでもビットマインは急速に保有量を拡大している。
CoinGeckoのデータによると、企業によるイーサリアム保有上位20社のうち、過去30日間で保有量を増やしたのは4社のみだった。この期間にビットマインは26万9824ETHを追加し、3859ETHを追加したシャープリンクや1万1068ETHを追加したエイトコを大きく上回った。

エイトコはまた、ブロックチェーンと人工知能(AI)への投資拡大のため、先週1億2500万ドルを調達した。ビットマインが7500万ドルを出資してラウンドを主導し、ARKインベストと仮想通貨取引所クラーケンの親会社であるペイワードがそれぞれ2500万ドルを出資した。この取引の一環として、リー氏はエイトコの取締役会に加わった。
CoinGeckoによると、現在は7カ国の30の上場企業が合計約660万ETHを保有している。価値は約154億ドルで、イーサリアム総供給量の約5.47%に相当する。
執筆時点でイーサリアム価格は約2342ドルで取引されており、過去24時間で約11%上昇している。ただし年初来では約21%下落している。現在の時価総額は約2820億ドルで、流通量は約1億2070万ETHとなっている。

